火星と言えばNASAなどが探査機を送って調査をしている惑星として有名ですよね。
最近では火星移住計画なんて言葉もよく耳にするようになりました。
そんな火星は地球からどれくらいの距離があるのでしょうか?
また、行くとしたらどれくらいの時間がかかるのでしょうか?ここでは火星に行くまでの時間や距離についてご紹介します。
火星に行くまでの距離と時間はどれくらい?
火星に行くまでの時間と距離ですが、火星が地球に一番近いときにスペースシャトルで行くとしたら3か月ほどで着くそうです。
ですが、この方法では燃料を大量に消費してしまうそうなので、現実的ではないようです。
そこで利用するのがホーマン軌道というものになるそうです。
ホーマン軌道は地球の公転速度を利用して出発し、火星が出発地点から太陽の反対側に来るときに到着するように描かれる軌道になるそうです。
最短距離で行くときよりもかなり距離が長くなり、到着するのに約8か月と時間がかかってしまいますが、燃料を抑えることができるので、探査機を送る時なども基本的にはこのホーマン軌道を利用しているようです。
火星と地球の距離ってどれくらいなの?
火星と地球の距離は一番近い時と離れたときでかなりの差があるようです。
地球から一番近い時で5000万kmほど、いちばん離れているときで3億8000万kmほどになるそうです。
今年2018年は火星が地球に大接近する年で、7月31日には地球と火星の距離が5759万kmまで近づいたそうですよ。
地球の軌道も火星の軌道もそれぞれ楕円形なので、毎回大接近の距離は違ってくるそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは火星までの距離と時間についてご紹介しました。
火星に行くとしても、近づいたときにロケットを打ち上げればいいわけではないんですね。
火星に着くまでホーマン軌道で8か月ほどかかるということでした。
8カ月は結構長いですよね。
探査機などの荷物を運ぶ分にはいいかもしれませんが、人が乗るとなるともう少し短くしないと無理かもしれませんね。