皆さんは今年2018年が火星が地球に大接近している、ということをご存じでしたか?
地球との距離が6000万kmを切る大接近は、2003年以来15年ぶりになるそうですよ。
大接近と聞くと少し気になるのが地球への影響ですよね。
ここでは火星が接近する事の地球への影響についてご紹介します。
火星が接近すると地球にどんな影響があるの?
火星の接近は、火星が地球に近づいて来る、というイメージがあるかもしれませんが、少し違います。
火星は地球の一つ外側を公転している惑星ですよね。
地球も同じように太陽の周りを公転していますが、それぞれ好転の周期が違い、地球が火星に2年2ヵ月ほどの周期で追いつき、追い越します。
このとき火星と地球が接近し、地球と火星の距離が最も近くなるときのことを「最接近」と呼ぶそうです。
火星が接近したときに地球にどんな影響があるか気になるところですが、あまり詳しくは分かっていないようです。
基本的には月よりも遠く、火星の潮汐力は月の10万分の1にも満たない小さな力なので、ほとんど影響はないと考えられているようですが、中には火星の接近は地震を引き起こすと考えている方もいるようです。
火星が接近すると地震が起きる?
過去火星が大接近した2003年の地震には、火星が最接近していた前後の地震として、5月26日宮城県北部最大震度6弱、7月26日宮城県北部最大震度6強、9月26日十勝沖地震最大震度6弱などがあります。
海外では8月4日スコティア海Ⅿ7.6、8月21日ニュージーランドⅯ7.2、9月27日ロシアⅯ7.3の地震などがあるようです。
これだけ見ると大きな地震が起きているようにも思いますが、東日本大震災が起こった2011年には火星の接近は起きておらず、火星の接近と地震の関係はあまりないようにも思えますね。
まとめ
いかがでしたか?ここでは火星が接近する事での地球への影響についてご紹介しました。
火星が地球に接近すると、何かしらの影響がありそうですが、意外なことにつきの潮汐力の10万分の1にも満たない力のようなので、あまり影響はなさそうですね。
火星が接近して何かあるのではと心配せずに、天体ショーを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。