皆さんは今年2018年が火星が大接近する年だということをご存じでしたか?
すでに過ぎてしまいましたが2018年の7月31日に火星が地球に大接近していたようです。
接近する周期や方角はどのような感じなのでしょうか?
ここでは火星の大接近についてご紹介します。
火星が2018年に大接近していた?
皆さんは火星が2018年に大接近するという話はご存じでしたか?
もう過ぎてしまいましたが、7月31日に地球と火星の距離が5759万kmととても接近していたようです。
地球と火星の距離が6000万km切るのは珍しいようで、6000万km切ると大接近と呼ぶことが多いようです。
前回の大接近は2003年で、地球と火星の距離が5576万kmと大接近していたそうで、今年は15年ぶりの大接近になるようです。
火星が接近する周期は?
火星が地球に接近する周期は約780日(2年2ヵ月)と言われているようで、次の火星の最接近は2020年の10月6日になるようです。
このときの地球と火星の距離は6702万kmになるようなので、大接近とまではいかないようですね。
このように地球と火星の接近は2年2ヵ月ごとに起こりますが、大接近となると2035年の9月11日まで待たないといけないようです。
このときの地球と火星の距離は今回よりも少し近く、5691万kmになるそうですよ。
火星が接近するのを見たい!方角は?
今年はもう大接近が過ぎてしまいましたが、まだまだ火星は明るく見えます。
9月の間は明るさがマイナス2.1等から1.3等ほどで、見える方角としては、宵の南東から南の空が見やすいようです。
10月は明るさがマイナス1.3等から0.9等ほどで、見える方角としては宵の南の空が見やすいようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは2018年の火星の大接近や接近する周期、方角についてご紹介しました。
残念なことに2018年の大接近は7月31日と過ぎてしまいましたが、まだまだマイナス等級を保った火星を見ることができます。
空に赤く光る火星をぜひご覧になってくださいね。