火星は太陽から4番目の惑星です。
火星は地球型惑星とよばれ、太陽のようにガスでできた天体ではなく地球のように大地がある星です。
様々な点で地球と似たところがある火星ですが、どこが具体的に違うのでしょうか。
今回は火星と地球を比較して何が違うのか、について紹介します。
火星と地球の比較!何が違うの!?
火星と地球の大きさはどれくらい違うの?
火星は太陽系の惑星の中で、7番目の大きさを持つ惑星です。
地球は5番目の大きさなので地球の方が大きいということになります。
具体的な数字でいうと、火星の直径の大きさは地球の半分より少し大きいくらいです。
体積は2/13、質量は1/10です。
質量の少ない関係で重力が地球の2/5になっています。
火星と地球のその他の違いは何?
地球と火星の違いはその他にも、多くあります。
まず、大きな違いは磁場があるかないかです。
地球の磁場は太陽からの太陽風や宇宙線の影響から地球を守ってくれています。
これら放射線は磁場がないと地球に直接ふりそそぐことになってしまいます。
太陽風は、火星の大気を薄くした原因ではないか、といわれています。
火星には、現在でも大気があることはあるのですが、大変薄いものになっています。
さらにその大気はほとんどが二酸化炭素で、酸素は全くといっていいほどありません。
表面の土の成分は酸化鉄(いわゆる赤さび)いなっています。
水についてはないといわれていますが、最近では岩の中や地下に大量の水があるのではないか、といわれています。
気温に関しては、地球が平均気温が15℃に対して、火星の平均気温は-55℃と火星の方がかなり低い状態です。
しかし、火星の赤道付近では気温が20℃くらいになることもあるようで、思ったよりも低いということはないようです。
一日の時間は火星が24時間40分ぐらいなので、地球とはあまり違いはありません。
一年は、686日(火星日で換算)と地球よりはかなり長くなっています。
まとめ
火星と地球は似ているところが多い惑星ですが、違うところも多く、その違いが火星における生命の誕生に大きな影響を与えていると考えられます。
特に大きさの違いがその他のすべての原因になっているという話もあります。
大きいことはいいことだ、というCMがありましたが、まさに地球と火星の関係はそうなのかもしれません。