地球に重力がある事は、多くの方が理科や物理で習った事ではないでしょうか。

物理~!?と聞くだけで背中がゾクゾクしたり頭痛がしたりする方も大勢いるでしょう。

でも自分たちが住んでいる地球の重力事って意外と気にかけたりする事は少ないはずです。

でも宇宙ステーション等のニュースを見るとなぜ浮かんでいるんだ?と感じたりしませんか?

無重力だからと決めつけてはいませんか?

地球 高さ 重力

地球から離れた高さに行ったら重力の影響は無くなるのか?

冒頭で紹介しましたが、宇宙ステーション等の映像を見ると浮かんでいる人がいたり、まるで飛んでいるかの様に移動している人が見えたりします。

「あれが無重力だよ」と子どもに説明している方もいるとは思いますが、実際は間違っているのです。

宇宙ステーションは地球から離れようとする遠心力と地球の重力の調度吊りあった場所にいるのです。

厳密にいうと地球の重力が作用されているのです。

宇宙ステーションは動きを止めると、地球の重力に引かれて落下運動に入って行く事になるのです。

あんなに地球から離れているのに重力ってあるの?と思う方もいるでしょうが、実際のところ重力が0になる事は基本的にはありません。

万有引力の法則の言葉は知っている方はリンゴが落ちた事で地球に重力があると教えられたのではないでしょうか。

万有引力の法則と聞いただけでかなりの方が脱落してしまうかもしれませんが、我慢のしどころです。

この法則は地球に重力がある事をいっているだけでなく、他の星にも重力があってそれが地球にも影響しているという考え方も説いている事になるのです。

ちんぷんかんぷんの領域ですが、地表面から離れるごとに重力は反比例していくという物なのです。

地球から2倍離れると重力は1/4になり、10倍離れると1/100になって行きます。

つまり遠くに離れても地球の重力の影響力は確実に及んでいるという事なのです。

地球から離れて月に向かうとすると地球の重力の影響が小さくなって行き、月の重力が強くなって行きます。

月にも地球の重力が影響している事になります。

月にまで地球の重力が影響している事からこそ、月は地球の衛星となって、そこに留まっている訳です。

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話が大きくなってしまいましたが、地面から高層ビルの最上階では、厳密にいえば重力は小さくなっています。

また富士山の頂上と港でも重力は変わっています。

ただし、先ほど紹介したように地球の2倍離れた所でやっと1/4の重力しかならないと考えれば、富士山の高さ3776mでは重力の変化を感じ取る事は全く出来ません。

地球上の高い所に行けば確かに微妙なほどの重力の変化はあっても、それがわかるほどの大きな数値の変化量は無いという事です。

地球上のどんな高い場所に人が立っても重力が変わったと感じ取れる人はいないということになります。

まとめ

地球から離れた高さに行ったら重力はなくなるのか?についていろいろ紹介してきました。

この年で万有引力の法則を改めて勉強させられましたね。

一応万有引力の法則は物理の計算になると思いますが、あくまでも理論値ですからね。

重力についてなんて日常では考えない事ですから、たまには、ちょっと鼻高さんになりたい時にでも活用してください。