宇宙が誕生したのが138億年前、太陽が誕生したのが48~50億年前、そして我々の星、地球が誕生したのが45~48億年前と言われています。
その中で初めて生命が生まれたのが約39億年前と言われています。
最初の生命はアミノ酸の化学反応で出来たと言われている単細胞生物です。
ここから最初の人間が誕生するまでには約38億9600万年かかっています。
この時間の長さから考えれば、人間は地球にとってはまだ若い生命体という事になります。
地球上の最初の人間とは?どうやって誕生したの?
人類が誕生したのが400万年前と言われていますが、400万年前にいきなり現代人の様な人間が生まれてきた訳ではありません。
最初の哺乳類が誕生したのが2億2500万年前となっておりその時には、ネズミに近く卵を産んでいたと考えられています。
6550万年前には地球の覇者となっていた恐竜が突然絶滅してしまいます。
全体の70%の生命が絶滅したと考えていいでしょう。
そのなかで、生き残った一部の哺乳類が人間への進化の源の1つになっているのです。
そこから、時間が進んで6000万年前に初めての霊長類が誕生するのです。
見た目は、リスやネズミの様な姿をしています。
ここからどうやって人間に進化していくのでしょう。
2400年前に類人猿が誕生したことで人により一層近づいてきています。
最古の類人猿と言われているのが北ケニヤで発見されているカモヤピテクスです。
地球の誕生を心臓とした場合、人間の手で考えると現段階では中指と人差し指のやっと手前に来たという事です。
これだけ長い時間がかかってようやく類人猿にたどり着いた訳です。
更に時が進んで中指と人差し指の分岐点が来るのです。
それが700万年~500万年前なのです。
類人猿と猿人にわかれるのです。
400万年前に火や石器を使う人間の祖先の原人が誕生します。
この原人から言語能力が発達したと考えられています。
この段階でもまだまだ、現代人には遠い存在です。
30万年前に旧人が誕生します。
壁画などでお馴染のネアンデルタール人が登場してきます。
驚く事にこのネアンデルタール人には埋葬という事を行っていたことがわかっています。
それから26万年時が進んだ時にホモサピエンス(現代人)が誕生した事になります。
特徴としては犬を飼っていたり、狩猟用の弓を作ったり、色彩感覚もかなり発達したとも考えられるのです。
地球最初の人間と言われるのは、現代人を指すのであれば、4万年前のホモサピエンスの登場ですが、30万年前の旧人のネアンデルタール人とも考えられます。
猿人の倍の脳の容積になった原人なのかもしれません。
そうなると400万年前にさかのぼる事になります。
ただ、人類の誕生は400万年まえということで有れば原人が最初の人類という事になります。
人類の寿命があるとするならば、アメリカの物理学者の理論で行けば後、4500年~680万年の間に寿命が訪れるとなっています。
新たな進化の始まりなのか、滅亡なのかは不明です。
現代人は最大約2%ネアンデルタール人 人類史を塗り替える古代DNA革命
古代人のDNAを高速で解読するシステムを確立した遺伝学者がスリリングに描く、人類の遥かな旅路。この「革命」により、予想もしなかった新事実が次々に明らかになっているhttps://t.co/VXNFmXAYO4 #ネアンデルタール人 #人類史 pic.twitter.com/kc2z27p903— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) 2018年9月27日
まとめ
地球最初の人間は?について紹介してきました。
元をたどれば哺乳類の誕生した時とも考えられますが、そこから進化の過程を行くなかで、環境の変化対応して共に変化を続ける事が出来たのが、現在地球にいる生命全体といってもいいかもしれません。
更に地球環境が変化する可能性が高いだけに、人間も変化できるタイプと変化できないタイプに分類されて行くのでしょう。
これが自然の淘汰と言うのであれば、人間はそれに従うしかないでしょう。