地球は太陽系の一員として、他の惑星と共に太陽のまわりを公転しています。

そして私たちの太陽系は、さらに大きな銀河系の一員であると考えられています。

しかし数百年昔にさかのぼると、このような地動説ではなく、太陽を含むすべての惑星が地球のまわりを回っているという天動説(地球中心説)が、世界の知識人の常識でした。

今日の科学では、地球は銀河系のどのあたりに位置しているか、判明しているのでしょうか?

そして銀河系は、さらに大きな宇宙の仕組みのどのあたりに位置しているのでしょうか?

宇宙における地球の位置とは?!

地球はもちろん、太陽ですら、宇宙の中心ではありません。

太陽は、2,000億個以上の星の集団である銀河系(天の川銀河)の、中心からおよそ30,000光年離れた渦状の腕の部分に位置していることがわかっています。

天の川銀河は他の多くの銀河と共に局部銀河群を構成しています。

さらに局部銀河群は、乙女座超銀河団と呼ばれるさらに大きい銀河のグループの一員であることもわかっています。

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地球は宇宙の中心か?

昔の人々の頭の中では、地球がいつも宇宙の中心でした。

地球は宇宙の中心で静止していて、太陽を含むすべての天体がそのまわりを回転しているという天動説が、2世紀にプトレマイオスが体系化してから16世紀にコペルニクスが地動説を唱えるまで、文明世界で一般に信じられていたのです。

17世紀に地動説の考えが徐々に世の中に受け入れられるようになったとき、宇宙の中心の座は地球から太陽へと移りました。

人々の認識が太陽系を越えて、私たちの太陽も銀河系の一部にすぎないことが広く知られるようになるのは、18世紀のハーシェルなど、さまざまな天文学者達の観測のおかげです。

さらに20世紀には、その銀河系すら、銀河群や超銀河団というより大きな星の集団に属する、無数の同類のひとつに過ぎないことが判明しました。

現在では、地球は完全に「宇宙の中心」の座を降りています。

そもそも現代科学は「宇宙の中心」という特別な場所があることを否定しています。

銀河同士、惑星同士といった大きなスケールから、分子や原子といった小さな世界まで、すべての物質は、各々の相対的な関係に従って運動しているに過ぎないというのが、現代科学の普通の考え方になっているからです。

 

まとめ

地球は太陽系の一員であり、太陽系は天の川銀河の一員であり、天の川銀河は局所銀河群の一員であり、局所銀河群は乙女座超銀河団の一員です。

そして乙女座超銀河団は、さらに大きな宇宙の構造の一部になっています。

そして宇宙に明確な中心はありません。

現代の科学ではすべての運動は常に相対的で、どのような位置に視点を持っていくかによって互いの関係が決まることになっています。