地球の誕生が現代科学でわかっている限り46億年前に誕生したのでは、ないのか?という事です。
46億年もの昔を見たことがある人がいる訳ではなく、理論や、断層などから判断している事は理解できます。
ではこの地球上に最初の植物とはいったいどういうものだったのでしょうか。
地球に最初にあらわれた植物とはどんな植物なのか?
地球が誕生したのが46億年前で、最初に確認された化石の年代は38億年前とされています。
8億年の間に、プランクトンが化石になれるほどにまで、進化したという事がわかります。
つまり、それ以前の微生物の状態では、化石にはなりにくい事がわかっています。
38億年前のプランクトンの化石は、植物性プランクトンという事はわかっている様ですから、その時既に光合成が行われ初めていたと考えるべきなのでしょう。
この化石になっている植物性プランクトンが、植物として扱われるべきなのか?という疑問がわいてきます。
これは学者の中でも見解が分かれている様ですからどちらが正しいのかは、正直、一般人の我々には到底どちらが正しいのかは理解の範疇を超えている所になってしまいます。
最初の植物として考えられるのが、4.5億年前の化石から発見されている「アーパスキュラ菌根」です。
この菌類を利用して陸上に植物が多く上がってきたのではと考えられています。
アーパスキュラ菌根は、陸上に上がった植物に対して栄養を分け与える能力を進化させている事を前提にしています。
アーパスキュラ菌根のDNAは藻が水中の中にいる頃から、同じ配列のDNAを有していたことが驚きに値すると研究者たちは言っているのです。
38億年前のプランクトンから4.5億年前に発見されたアーパスキュラ菌根までの間に藻が陸上で生活出来る機能のDNAを持っていた事になります。
4.5億年前からアーパスキュラ菌根を媒介にして植物が陸上に上がる足掛かりを作ったと考えてもいいのかもしれません。
陸上に上がった植物は、不毛の大地を瞬く間に緑一面の大地へと変化させていくのです。
現在の植物のDNAを調べても最初のアーパスキュラ菌根のDNAの一部が必ず採取されるのです。
地球上の植物の最初の根源となるのがアーパスキュラ菌根だったと考えるのが自然な流れになります。
アーパスキュラ菌根の化石が4.5億年前という事ですから、藻類はや細菌類は33.5億は水中でいぜん過ごしていたという事になるのです。
この長い間、水中にいる事で、陸上に上がった後の事を想定しての進化が徐々に行われていたという事も考えられるのです。
まとめ
地球の最初の植物は何?について紹介してきました。
38億年まえの植物性プランクトンと4.5億年前のアーパスキュラ菌根で意見が分かれている様ですが、どちらも理論上の考えであってどちらも正しく、どちらも違うとはいえないのが実際のところです。
人類が誕生したのは400万年前ですから、それよりも前に地球を動物がすめる世界に変えたのが、植物であるという事を再認識すべきなのでしょう。
環境破壊だと声を上げるよりも、森林破壊の歯止めや新たな植林事業に人類は力を注ぐべきなのではないのはないのでしょうか。この永い地球の歴史を守るためにも。