地球に一番近い星である火星は、他のどの惑星よりも地球に近い環境であり火星を植民地化する計画が根強く残っています。

最近ではテラフォーミングと呼ばれる新たな試みも研究されています。

人類が地球の次に住むことが出来る惑星として火星は有力な移住先なのです。

ですが、私たちは火星で歩く事が出来るのでしょうか?

地球と火星の環境の違いについてもご紹介します。

火星 地球 歩く

地球と同じように火星でも歩いてみたい!可能なの?

私たち人類が歩くためには重力が必要不可欠です。

私たちは地球に存在する重力のおかげで地に足を付けて歩く事が可能なのです。

重力が無いと私たちは地球の地面を歩くことが出来ません。

では火星の重力はどうでしょうか。

火星の重力は地球と比べて約3分の1だそうです。

このことから地球ではしっかりと歩くことが出来る人でも、火星では浮力が働くためフワフワとした歩き方になることが想像できます。

例えば、宇宙飛行士が月の表面を歩く映像を見ると、ゆっくりとした足取りでフワフワとした歩き方をしているのです。

なぜなら月は地球に比べて6分の1の小さな重力しかないからです。

もしスキップしたりジャンプしようものならかなり高くまで飛べるかもしれません。

火星についても同じことがいえると思われます。

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他にも地球と火星の違いを見てみましょう。

まずは大きさについて、火星の直径は地球の約半分である6779kmです。

1日の長さは24時間39分と、地球と似ていますね。

火星にも季節の移り変わりがあり、四季があるそうです。

また、地球と違い火星にある大気はとても薄いことから、太陽の熱を直接受けてしまうそうです。

そのため、太陽が当たる時と当たらない時の気温差はとても大きいのです。

最高気温は20℃ほど、最低気温はマイナス140℃と160℃も気温差があることがわかっています。

まとめ

火星は地球の3分の1の重力しかないため、地球のように地面を歩く事は難しいでしょう。

しかし、月を歩いた宇宙飛行士のようにゆったりとフワフワした状態なら歩くことが出来るでしょう。

また、今後技術が進めば火星でも普通に歩ける日がやってくるかもしれません。