人類にとって希望の星となっている赤い惑星の火星。
いつかは人類が住むようになる日がやってくるのでしょうか。
人類が生きていくためには今の低温の火星では住むことが出来ません。
このことから、火星の温暖化に役立つと言われているのが二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスなのです。
二酸化炭素などの温室効果ガスは火星を温暖化できるの?
オゾン層を破壊することから地球では厄介者の温室効果ガスですが、火星の温暖化には温室効果ガスが効果的だと言われています。
火星に存在する元素を利用してフロンと呼ばれるクロロフルオロカーボンや、ペルフルオロカーボンなどの温室効果を持つガスを発生させる工場を造ることが出来れば火星の温暖化に役立つかもしれないと言われています。
その方法とは、温室効果ガスを火星の大気中に送り込むことです。
現在の火星はかなり温度が低く、大気も薄いのでとても人類が住める環境ではありません。
人類が住める環境に近づけるためには大気を厚くし、気温を高くすることが必要です。
さらに火星には、もともと二酸化炭素や水分、酸素といった生命の三大要素があることがわかっていますが、どれもはっきりした量はわかりません。
特に酸素はほんのわずかしかなく、水に関しては過去に水の存在があったことがわかっているくらいで現在は存在しているかどうかもわかっていません。
そのため、地球上で酸素を作り出せる植物が火星でも酸素を作り出せるように、まず植物が火星で育つ環境にすることが重要です。
ですがこの方法はとても時間がかかり効率が悪いのです。
そこで効果的な方法として二酸化炭素やフロンなどの温室効果ガスが登場したのです。
火星で温室効果ガスを発生させることで、100年以内にも地球に近づける環境を整えることが可能なのだそうです。
まとめ
温室効果ガスは火星を温暖化できる効果的な方法として研究されています。
この温室効果ガスによって火星はより地球に近づいた環境になると言われています。
いつの日か私たち人類が火星に住むようになるのも夢ではないのです。