日本で一番深い場所は新潟県にあり、そこでの目的は資源調査として深さ約6千メートル以上は掘られたと言われております。
ですが、世界ではそれよりもはるかに深い1万メートル以上も掘られた国があります。
それはロシアのノルウェー近くである、「コア半島」に掘られたと言われております。
掘られた理由では、化学掘削と言われており、地下環境を科学的に調べる目的として1970年頃より掘り進められたと言われております。
では、キロで表すと約12キロも世界では掘られておりますが、実際地球はどこまで掘ることができるのでしょうか?
地球はどこまで掘れるのか?
私たちが暮らしている地球ですが、日々の生活は暑さ約5キロメートルから30キロメートルの地殻(ちかく)と呼ばれる表面で生活をしております。
ですので30キロメートル以上掘ると、そこは「マントル」と呼ばれる物質であり、とても熱いです。
この「マントル」までの到達は、今現在の技術ではかなり難しいと言われ、それは「月よりも遠い」とさえ言われております。
よって、「上部マントル」、「下部マントル」はもちろん、外核内核へと突き進んでも、地球への貫通は不可能であるとさえ、断言されているほどです。
掘り進める場所は環境や場所でも若干の違いはありますが、基本的に深く掘るためには、一番の問題は「高温」という問題です。
火山が多いとされる日本では6000メートルほど掘り進めるだけで、そこはすでに200℃にまで達すると言われており、日本で一番掘られたとされる新潟県でも、底面は200℃前後にまで上昇したとさえ言われております。
90年ころに議論された討論会では、地震を探る目的として地下への穴掘りを取り上げられておりますが、今の技術では乗り越える壁が大きく、進展するのが困難な状況が続いております。
まとめ
人間の進歩は著しく、日々成長を遂げています。
古来との比較をすると、その進歩は目を見張るものでもあります。
ですが、地球への掘り下げ技術は更なる開発が必要になると言われております。
日本はアメリカを始めとする世界の各国にも引けを取らないほどの、技術が数多く存在しております。
世界をリードできるほどの企業もあり、今後もその開発能力が上がってくる事を期待されているほどです。