今でこそ当たり前として言われてきておりますが、地球が丸いことや人類が住める環境が整っていることは、当たり前の上で存在しているのではなく、いくつかの奇跡が積み重なって誕生しております。

ですが、この奇跡と呼べることは地球の存在自体ではなく、もちろん太陽や月にも関係し、地球の内部にも関係しております。

では、内部と言っても、地球の地下に存在する「マントル」との距離についてお話したいと思います。地球 マントル 距離

地球のマントルまでの距離とは?

地球の地下へと40キロほど掘り進めると、中性岩や玄武岩と呼ばれる岩石でできた「地殻」と呼ばれるものがあります。

さらにそこも掘り進めていくと、「マントル」と呼ばれる区域になります。

一般的には「地殻」と呼ばれる岩石と呼べるものでできてはいるのですが、そこにある岩石の種類や成分が「マントル」とは違っているため、「地殻」と「マントル」とに分けられ、さらに「マントル」は「上部マントル」と「下部マントル」というように分けられております

その距離では「上部マントル」は「地殻」より下の40~670kmであり、670~290kmが「下部マントル」と言われております。

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地球が誕生したのと同時に、その当時から美しい海や木々が生い茂り、澄んだ青空が見えていたわけではもちろんありません。

ですので、もちろん「マントル」自身も初めから存在したわけではありません。

「マントル」が誕生したのには、あらゆる条件や原因が重なり出来たと言われておりますが、一番は惑星との衝突により出来ていったと言われております。

さらに、誕生したばかりの地球は高熱状態が保たれ、ほとんどがマグマで覆われていたと言われております。

それから徐々に惑星の衝突がおさまり、マグマが冷やされ固まっていくと、その成分ごとに層が重なりあり、今でいう「マントル」が出来上がっていったと言われております。

まとめ

「マントル」までの距離はそれほど遠くはありませんが、地下へ掘るというのは危険が伴います。

また高温であることから今現在は最も深く掘れたと言われる距離でも、12kmと言われております。

さらに、成分が分かっているのは「上部マントル」のマグネシウムが多く含まれる『カンラン石』と言われておりますが、「下部マントル」は未だ成分が分かっていない状態です。

よって、地下への詳しい詳細は火山からの噴火により入手できるマグマからしか調べることができていないのが現状なのです。