北半球の冬の夜空に見られる大三角と呼ばれる星座ですが、その名前を一度は耳にしたことがある人がほとんどではないでしょうか。
冬の大三角と言えば、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスであり、この三つの頂点である一等星を三角形に結ぶことができることから、冬の大三角、または冬の大三角形を呼ばれております。
その中で赤い星として知られるベテルギウスに、何らかの異常が起きており、膨張を続けていると言われております。
さらにその膨張により、大きさも巨大なくらいまで大きくなっているとも言われております。
さらに、異変が起きている中で、超新星爆発として消滅をしてしまう可能性もあると話題にもなっているベテルギウスです。
では、現在のベテルギウスの大きさは、地球と比べるとどのようになっているのか見ていきましょう。
地球とペテルギウス大きさとは?
一等星であるベテルギウスは、北半球の冬に見られますが、赤く輝く恒星であるため非常に見つけるのは簡単です。
また、冬の星座であるオリオン座が見つかれば、なお簡単に見つけることができます。
このベテルギウスは現在異常が起こっており、巨大化を続けています。
その理由は、星である一生を終える、準備段階にはいっていると言えます。
この巨大化を発見することが出来たのは、1800年代と言われておりますが、それが星としての一生を終えるための準備だと発見することができたのは、近年になってからと言われております。
そしてその準備が終えると、ベテルギウスに待っている運命とは「超新星爆発」ということです。
この爆発は字の通り、星が爆発すること、つまりは崩壊を意味しております。
この状態になっているのが現在のベテルギウスというわけです。
今現在も膨張しているベテルギウスは太陽の1000倍以上までも膨張していると言われています。
太陽は地球約109倍と言われておりますが、なかなかその大きさをイメージするのは難しいかもしれません。
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— ツインリンクもてぎ公式 (@motegi_official) 2018年1月14日
まとめ
地球よりも遥かに大きい存在である太陽ですが、ベテルギウスの直径は14億キロと言われ、その大きさは太陽の1000倍以上もあると言われております。
その数字を見ると非常に大きな恒星であるということが、頷けます。
ベテルギウスも含め、宇宙には太陽さえも豆粒程度にしか見えないほどの恒星が、まだまだ数多く存在しているのかもしれません。