地球と火星の大さを皆さん知っていますか?

地球の直径は12,756kmで火星の直径は6,779kmであり、火星の大きさは地球の約1/2程の大きさしかないんです。

しかし、内部構造は非常に似ています。

今回は、地球に似ている火星の、核の密度はどれくらいなのかをご紹介したいと思います。

地球とも比較しながらご紹介していきます。

火星の核の密度は地球と比べてどれくらいあるの?

まず、地球の核についてご紹介します。

地球の表面には「地殻」があります。

地殻は地球の表面から一番近い所にあり、浅い所だと地上から6km程の所にあります。

深い所だと70km程地下にあります。

深いように思えますが、地球の厚さから考えるとかなり薄いことがわかります。

あまり温度は高くありませんが、深くなるにつれて温度も圧力も上昇していきます。

その次にあるのが「マントル」です。

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マントルはマグマがある層で地殻から2,900kmの深さまであることから、地球の殆どをマントルが占めています。

そして、かなりの高温で圧力もかなりの高さがあります。

最後に「核」がきます。

核は、マントルがある2,900kmの所から地球の中心6,378kmの所まであります。

地球は核の質量だけでも火星の質量を上回ります。

核の主成分は鉄とニッケルが主な成分でかなりの高温にもかかわらず核の内部では液体になっています。それは、核の圧力が凄まじいことが原因なのです。

ここまで地球についてご紹介してきました。

火星の核はどうなっているのかというと、内部のことは表面のデータと火星の統計量のデータからの推論でしかなく実際の内部についてはまだわかっていないことが多いんです。

推論では、半径1,700km程の密度の濃い核があり、その周りに、地球より薄いが密度が高く溶融した岩石質のマントルがあります。

地殻も地球に比べると薄いことがわかっています。

まとめ

今回は、火星と地球の核の密度についてご紹介させて頂きました。

私自身、核に行き着くまでに地殻とマントルがあること、マントルと核の何千キロもある厚さに驚きました。

火星の内部については推論による所が多く謎が多いですが、年々研究が進み様々な謎が解明される日も近いのではないでしょうか。