金星という惑星を知っていますか?
金星は、太陽に2番目に近い惑星です。
しかし、1番太陽に近い水星よりも表面温度が高いそうです。
水星は、日中400℃まであがりますが、金星はそれよりも高い460℃にまで上がるそうです。
金星の大気はほとんど二酸化炭素でできているため、温室効果があると言われています。
そのため、日中受けた太陽の熱を外部に逃すことなく保温しているので、夜も日中とほとんど温度は変わらないようです。
そんな金星の日面通過の周期はどれぐらいなのでしょうか?
それでは今回は、金星の日面通過の周期についてご紹介します。
金星の日面通過の周期は!?
日面通過は、金星が太陽面を黒く円形のシルエットとして通っていくように見える天文現象のことを言い、日面経過、太陽面経過とも言うそうです。
1639年にエレミア・ホロックによってはじめて日面通過が観測され記録に残されたそうです。
日面通過はとても稀な現象で、近年では8年、105.5年、8年、121.5年の間隔で発生しているようです。
一番最近でいうと2012年6月5日から6日にかけて発生し、次に起こるのは2117年12月10日から11日にかけて起こると言われています。
日面通過の間、金星と太陽の位置が気になる所ですが、金星は太陽の表面を東から西へ動いており、黒い円盤のように見えているそうです。
日面通過が始まる前の金星は、太陽の東から太陽に少しずつ近づいてきますが、この時点では金星は夜側を太陽に向けているため見ることはできないそうです。
金星が太陽面に接触した瞬間を第1接触といい、金星が太陽の内側に入り、金星が完全に太陽の上に登った瞬間を第2接触と言うそうです。
第1接触があってから第2接触までの時間は、約20分かかるそうです。
まとめ
今回は、金星の日面通過の周期についてご紹介しました。
日面通過は、金星が太陽面を黒く円型のシルエットで通過するように見える天文現象のことをいうそうです。
日面通過は、日面経過や太陽面経過と呼ばれることもあるそうです。
日面通過が初めて観測され、記録として残されたのは1639年だそうです。
今までに、8年、105.5年、8年、121.5年の間隔で発生しており、最近では2012年6月5日から6日にかけて起こったそうです。
次観測されるのは、2117年12月10日から11日と言われているので、見ることは難しいですね!