最近の日本では嵐が多く、被害を受けている地域も多いのではないかと思います。
地球ではあまりありがたくない嵐ですが、海王星にも嵐が存在するということをご存じでしたか?
地球からあれだけ遠い海王星の嵐なんて見つけることができるのでしょうか?
ここでは海王星の嵐についてご紹介します。
海王星の表面に出ている黒い模様は嵐?
海王星の表面には時折周りよりも暗い大暗斑と呼ばれるものが観測されるそうです。
木星にも大暗斑と呼ばれるものがありますが、木星の大暗斑は200年以上も消えずに存在しているのに対し、海王星の大暗斑はあったりなかったりするそうです。
大暗斑が出ても数年経つと消えてしまっているそうです。
海王星の大暗斑は反時計回りに渦巻いている嵐になるようです。
海王星の大暗斑が最初に確認されたのは、1989年のボイジャー2号によってです。
このときの大暗斑は地球に匹敵するほどの大きさで、時速2400kmの風速の嵐だったようです。
ちなみに海王星の大暗斑は硫化水素でできているとされているそうです。
臭いがかなりきつそうな嵐ですね。
2017年に巨大な嵐が発生している?
2017年に海王星で大きさが約9000kmもの大きな嵐が発生しているのが確認できたそうです。
普通嵐は極付近で起こることが多いそうなのですが、この新しくできた嵐は赤道卑近に発生し、天文学者たちも驚いているそうです。
さらに光を発しているそうで、この光は上層の巻雲のようなものの下に、雷を伴う嵐があると考えられているそうです。
このような巨大な嵐は、海王星の大気に劇的な変化があるということを示しているそうで、数十年に一度起こる季節的な現象かもしれないとも言われているそうです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは海王星の嵐についてご紹介しました。
海王星の嵐は海王星の表面に大暗斑となって現れるようです。
移動していたり数年で消えたりしてしまう不思議な大暗斑。
ものすごい風速の嵐が起きているようです。
地球では起こらないで欲しいものですね。