皆さんは海王星の衛星のことをご存知ですか?
地球と同じように海王星にも衛星が存在します。
14個発見されているうちの一番大きな衛星が「トリトン」になります。
名前だけは聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか?
ここでは海王星の第一衛星「トリトン」についてご紹介します。
海王星の第一衛星「トリトン」はどんな衛星?
トリトンは海王星の衛星の中で一番大きな衛星で、直径は2700kmにもなるそうです。
これは太陽系の衛星の中でも7番目の大きさになるそうです。
トリトンは逆行衛星ですが、普通逆行衛星は小型のものが多いようで、トリトンのように巨大な逆行衛星はとても珍しいようです。
また、他の海王星の衛星に比べると密度が高く、他の衛星と同時に誕生したとは考えにくいそうで、トリトンは海王星の引力に補足された天体だと考えられているそうです。
トリトンは海王星と違いピンクがかった色をしており、暖かそうなイメージがありますが、その表面温度はマイナス235度で、太陽系で一番寒い場所だと考えられているそうです。
トリトンには微量ですが大気が存在すると言われているそうです。
この大気は窒素を主成分としているそうです。
海王星の衛星トリトンには火山がある?
トリトンでは火山活動が観測されているそうです。
ですが、私たちの知っているマグマの噴き出る火山とは全く違うようです。
先ほどご紹介したように、トリトンの表面温度はマイナス235度と極寒の地です。
トリトンある火山はなんとマイナス200度ほどの低温の液体窒素や液体メタンなどを噴き出す超低温の火山になるそうです。
この火山がトリトンの表面を更新するため、トリトンの地表にはクレーターが少ないそうです。
超低温の火山、まったく想像ができませんね。
海王星最大の衛星トリトン
表面温度はマイナス235度。太陽系で一番寒い場所だと考えられているよ(*_*;トリトンには氷の火山があって、マイナス200度近い低温の液体窒素や液体メタンなどが噴き出しているんだ!
写真提供:NASA pic.twitter.com/Y2fxr8V3Gw
— りょうちん9391 (@ryouchin9391) 2018年10月11日
まとめ
いかがでしたか?
ここでは海王星の衛星「トリトン」についてご紹介しました。
海王星の衛星の中で一番大きな衛星であるトリトン。
いろいろと不思議なことが多いようですね。
太陽系の中でも一番寒いと言われているトリトン、一度超低温の火山を見てみたい気もしますね。