皆さんは海王星の衛星「トリトン」をご存じですか?

海王星の衛星の中で一番大きな衛星で、太陽系の衛星の中でも7番目に大きな衛星になるそうです。

そんなトリトンは「逆行衛星」と呼ばれる珍しい衛星になるそうです。

ここでは海王星の逆行衛星「トリトン」についてご紹介します。

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海王星の衛星「トリトン」は逆行衛星?逆行衛星って何?

海王星の衛星トリトンは「逆行衛星」という衛星になります。

普通多くの衛星は周りを回っている惑星の自転方向と同じ方向に回っています。

ところが逆行衛星と呼ばれる衛星は、惑星の自転と逆方向に回っているのです。

逆行衛星は小型のものが多いそうですが、トリトンは例外的に巨大な逆行衛星になるそうです。

トリトンは巨大な逆行衛星ということや、海王星の他の衛星に比べて密度が高いということで、海王星の引力に補足された天体なのではないかと考えられているそうです。

海王星の衛星はトリトン以外にもハリメデやネソ、プサマテなどが逆行衛星になるようです。

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逆行衛星トリトンは海王星に近づいている?

トリトンは逆行軌道のため、海王星の潮汐力を受けやすい状態になっているそうです。

この海王星の潮汐力の影響で、トリトンは徐々に海王星に近づいているそうです。

さらに、トリトンの公転するスピードは海王星の影響で年々遅くなっているそうです。

公転速度が遅くなると、遠心力が小さくなってしまい、徐々に海王星に引き寄せられる、ということになるそうです。

数億年後には海王星の引力で粉々に砕かれてしまう運命になるそうです。

砕けてしまったトリトンは、海王星の輪になると考えられているそうです。

まとめ

いかがでしたか?

ここでは海王星の逆行衛星トリトンについてご紹介しました。

トリトンには冷たい火山があったり、薄い大気があるなど面白い特徴が多くありますよね。

逆行衛星の中でも例外的に巨大なトリトン、まだまだ面白い発見がありそうですよね。

ですが、最終的には海王星の引力で砕かれてしまうというのは、なんだか少し寂しい気もします。