地球は24時間で1周自転するので、1日の長さは24時間です。

自転の最中に太陽のほうに傾くと昼になり、陰になるときが夜です。

地球が自転するのと同じく他の太陽系の惑星も自転をしていますが、周期はそれぞれバラバラです。

しかも金星には、時点と公転に大きな特徴があることがわかっています。

金星の1日の時間はどれくらい長いの?

1日の長さは、それぞれの惑星の自転周期できまります。

金星は赤道傾斜角が177度で、これはほぼ逆立ちをしている状態です。

つまり金星は、他の惑星と反対の方向に自転しているのです。

金星では太陽は西から上って東に沈み、四季の変化もないのではないかと言われています。

地球の自転周期が24時間なのに対し、金星の自転周期はとても遅く地球の時間で言うと243日もかかります。

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金星の1日は5832時間と、とてつもない長さになります。

金星には大きな特徴があり、それは公転と自転の向きが逆と言うことです。

このことで金星では1回の自転の間に2回日が昇って沈むので、58日ごとに昼と夜が順番に来るのです。

以上のことから金星の1日の時間は、自転周期で考えると地球時間の243日分、太陽が上って沈む時間で考えると地球時間の117日分になります。

1日の長さがあまりにも長すぎるのですが、公転周期が225日と自転周期よりも短い特徴もあります。

ちなみに他の太陽系の惑星の1日の時間を自転周期でみてみると、地球時間で水星は58日、火星は1026日、木星9時間55分、土星10時間32分、天王星17時間、海王星16時間です。

火星のように1日がとてつもなく長い惑星もありますが、木星のように短い惑星もありました。

まとめ

金星の1日の時間について紹介しました。

金星は公転と自転の方向が違うため、金星がゆっくり自転している間に2回日が昇って沈みます。

そして公転よりも自転の周期の方が長いのも、地球を基準に考えるととても不思議な感じがします。

金星の公転と自転が逆方向である理由はまだ明確になっていませんが、過去に他の天体と衝突したことで逆になったという説が有力だと言われています。