地球だけでなく、太陽系の惑星はすべて太陽の周りを同じ向きに公転していますが、それには何か意味があるのでしょうか?

仮に私たちの住む地球の公転が止まると何が起こるのでしょう?

速度でいうと秒速約30㎞ともいわれますので、おそらく大きな影響が出ることは推測できそうですね。

それを知るには、太陽系ができた約46億年前にさかのぼり地球が誕生した状況を知ったり、現在公転を続けているしくみや理由を知ることが必要になりそうです。

もしも地球の公転が止まった場合どうなるか!?

公転が続く仕組みなどをからめながらご紹介します。

地球の公転が止まるとどうなる!?

太陽系が出来た頃、そこには大量のガスやチリなどが渦を巻いており、それらがお互いの重力によって衝突することで回転運動が発生したそうです。

この円盤状の回転の中心には太陽ができ、やがて太陽以外の惑星も誕生したと考えられています。

この回転の渦は現在でも止まることがなく、それが公転の起こる推進力として働いているようです。

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そして、この公転がもしも急に数秒でも止まったとすると、実は恐ろしいことが起こると推測されるのです。

地球の自転も合わせて考えた場合、公転および自転していることで保たれている重力や遠心力のバランスが崩れてしまうため、人間は慣性の法則により高速で投げ出されたり地球にぶつかってつぶれてしまうでしょう。

ある程度の緩やかさで自転や公転が止まった場合は、自転の停止により太陽側の地球の面と裏面で何百℃もの温度差が生じることや、公転が止まってしまうことでそこから受ける遠心力がなくなり、太陽からの重力との均衡が保てず太陽に引き寄せられて吸収されてしまうことなどが想定されるでしょう。

いずれにしても、公転が止まってしまうことが地球のおしまいを意味することには間違いないようですね。

まとめ

地球の公転は太陽系の誕生から発生したガスやチリなどの渦が由来しており、その円盤状の回転が惑星の回転の推進力になっているのだそうです。

この公転による遠心力は太陽からの重力のバランスと均衡が保たれているため、仮に公転が止まってしまった場合、地球は太陽に引き寄せられて消滅してしまうと考えられるでしょう。