水星ってどんな星!?と思っている人も多いようですが、太陽に最も近く、最も小さい惑星のようです。
太陽に近いため、見にくい惑星ですが、夕方の西の方角と朝方の東の方角を見れば、もしかしたら観察できるかもしれません。
時期によっては、望遠鏡でも観察できないときもあるようです。
水星に向かって人工衛星をとばすことも難しい惑星のようです。
そんな水星の質量はどれくらいあるのでしょうか!?
それでは今回は、水星の質量についてご紹介します。
水星という惑星の質量は!?
水星の質量は、「3.301×10(23)kg」です。
赤道半径は、「2440km」、太陽からの距離は「5790万km」です。
太陽に最も近く、最も小さな惑星と言われています。
太陽に近いことから、太陽の熱や光などを強く受けてしまっているため、太陽に当たっている面は昼で400度にまで上がります。
水星には、大気がなくそれに比例して重力もないため、むき出しの状態になっています。
そのため、夜になるとマイナス160度にまで下がり温度の変化は激しいようです。
水星の表面が、月と同じく沢山のクレーターができていることが調査で分かりました。
クレーターでできたカロリス盆地というものがあり、一番大きなもので直径1,300kmにもなり、水星の直径の4分の1以上の大きさのものがあるようです。
水星には、クレーターの他にシワが沢山あります。
高さが2kmを超える断崖で、「リンクル・リッジ」とも呼ばれているそうです。
このシワは、水星に天体がものすごい勢いで衝突するため、その衝撃が反対側まで伝わるため、シワができてしまうようです。
まとめ
今回は、惑星の1つである水星の質量についてご紹介しました。
水星の質量は、「3.301×10(23)kg」です。
太陽から一番近い惑星と言われていますが、太陽からの距離は「5790万km」です。
私たちは重力があるおかげで、地球の表面に立つことができていますが、水星には重力がありません。
重力があれば大気をとどめておくことが可能ですが、水星にはほとんど大気がないため大気をとどめておくことができないようです。
そして、太陽にも近いため、太陽風を強く受けてしまい大気が吹き飛ばされてしまっているのではないかと言われています。