小さいころ、学校や塾の帰り道に空で光る星を見つげて「一番星見つけた」と嬉しい声を出した記憶はありませんか?

この一番星が、金星です。

なぜ、金星が肉眼で見えるのか。

色・大きさについても、分かりやすく解説したいと思います。

金星は肉眼で見える?

金星は肉眼で見えますか?

この問いの答えは、イエスです。

夕方、太陽が沈むころに西の空に輝くのが、宵の明星と呼ばれる金星になります。

太陽が出る東の空に見えるのは明けの明星と呼ばれます。

こちらは、参考までに↓

望遠鏡を通して見えた金星です。

金星を肉眼で見た場合、色は何色?

金星は明けの明星・宵の明星と呼ばれ、多くの人々に愛される惑星ですが、夜空にひと際輝く星を見つけることができたなら、それが、宵の明星、いわゆる金星です。

金星と名付けられている通り、色は白っぽい金。

まばゆいばかりの金色の色になります。

ちなみに、金星は太陽よりも月よりも明るく見えるので、時刻と方位さえ間違わなければ、すぐ見つけられるとのことです。

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金星を肉眼で見た場合の大きさはどのくらい?

月の半径1,738km、直径3,476km。

金星の半径6,052km直径12,104km

これが、実物の大きさですが、金星は月を1とすれば、3.5倍の大きさがあります。

この大きさで言えば、肉眼で見た場合、月よりも金星の方が大きく見えるはずですが、それは、同じ位置にあった場合になります。

わたし達が住んでいる地球から月までの距離は、およそ38.4万km。

地球から金星までの距離はもっとも近づく時でおよそ4000万km、もっとも遠くておよそ2億6000万kmとなります。

この距離の違い、分かりますのでしょうか。

金星は肉眼で見ると、サインペンで点を描いたぐらいの大きさにしか見えておりませんが、これだけの距離があれば、それは至極当然のことですよね?

まとめ

こんなものを見つけました。

金星・水星・木星の3つの惑星をとらえたものになります。

いかがでしたか?

2010年、日本の探査機「あかつき」が打ち上げられました。

「あかつき」は2015年12月から、金星の大気・雲の動き、表面温度等を観測する周回探査を開始しております。

まだまだ解明されていない金星の謎が近い将来、解き明かされるかもしれません。

それを楽しみに、待ってみましょう。