金星の名前の由来は?
と聞かれたら皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
実は金星の名前の由来を知ってもらう前に知っておいて欲しいことがあるんです。
それは五星と古代中国の五行説になります。
では、金星の名前の由来にはなぜ五星と五行説と関係があるのでしょうか。
今回は金星の名前の由来について、五星と五行説の説明を加えながら紹介していきます。
金星の名前の由来とは?
金星の名前の由来は、五星と五行説に関係していると言われています。
では皆さんは五星と呼ばれている惑星はご存知でしょうか。
水星、火星、木星、土星、そして金星の5つの惑星のことを五星と呼びます。
実はこの五星は肉眼で見ることができるので、古代から発見されていた惑星なんです。
そしてその古代中国に五行説というのがあります。
五行説はこの世の全てが、木・火・土・水・金の5つ元素から成り立っているという考え方です。
ということは、この世の全ては木・火・土・水・金のどれかに必ず振り分けられるということになります。
五星と五行説について説明をしましたが、では五星と五行説は金星の名前の由来とどのような関係があるのでしょうか。
まず金星は、明け方に東の空に輝く「明けの明星」、日没後に西の空に明るく輝く「宵の明星」と呼ばれています。
「明けの明星」と「宵の明星」という言葉があるということは、金星は肉眼でも見えるとても明るく光る星ということがわかります。
このことから五星が関係していることがわかります。
そしてこの明るく光る惑星を五行説の「金」となり、肉眼で見えていた五星に当てはめられたため、「金星」となりました。
五行説は古来の中国の考え方なので、この五行説からきた五星の名前たちが日本に伝わったのではないかと言われています。
まとめ
金星の名前の由来について紹介しました。
金星の名前の由来は、五星と五行説が関係していることがわかりました。
五星と五行説が関係しているので、少し難しいと思った方もいるかと思いますが、金星は古来から光輝いていたために、金星という名前がつけられたということになります。
金星の名前の由来を知ることができたので、他の惑星の名前の由来も知りたくなってしまいますね。