太陽系の8つの惑星は、太陽を中心として左回りに公転していますが、逆の方向に運動しているように見えること(逆行)があります。
逆行とはいったいどういったことなのでしょうか。
火星が逆行する影響とはいったいどういうものでしょうか?
逆行が及ぼすと思われる影響について調べてみました。
火星が逆行するとはどういうこと?
太陽系の惑星は太陽を中心にして左回転で公転しているので西から東に向かって動いて見えます。
しかし、惑星が天球上を東から西へ動いてるように見える現象があり、これを逆行と言います。
太陽と月は常に順行していますが、それ以外の8つの惑星すべて逆行するそうです。
しかし、地球から見て火星が逆行して見えるのは見かけの動きで実際に逆行するわけではありません。
火星は地球の近くを通過しながら追い越している状態で、その火星が2年2か月に一度逆行し、その期間は2か月ほどとなります。
あくまでも逆行しているように見える現象なだけなのですが、この逆行期間は地球との距離が小さくなって重力の影響が増し、その結果として地球の気候や生物の行動に何らかの影響を与えると言われています。
逆行が珍しいのは金星と火星と言われています。
それ以外の天体の逆行は珍しいことではないようです。
この逆行の期間はいったいどういったことがあるのでしょうか。
火星の逆行による影響ってどんなもの?
天体にはそれぞれ「性質」「特徴」「役割」があると言われています。
火星はエネルギー、情熱、闘志、行動力、積極性を司る天体と言われています。
火星の逆行期間は、火星が象徴する行動力を発揮するのに色々な障害が出てきたり、問題に直面したりします。
火星は、行動だったり衝動などを表す惑星です。
火星の影響を受けている間はやる気が出てきたり、どんどん前へ進んでいく行動力を得られます。
逆行の期間は、違う方向に進んだり、なんとなくやる気がでなくなったりするそうです。
傾向として、イラっとしやすかったり、カッとなりやすくなったり、感情のコントロールが出来にくいと感じる人もいるようです。
行動力や情熱、闘争心など積極的なエネルギーを意味する火星が逆行するので、エネルギー不足になったりトラブルが生じたりする場合があるそうです。
火星の逆行中に行うと良いこととして、目的意識を持ったり、主張するのではなく受け入れてみること、周りの意見にじっくりと耳を傾けるなどすると良いと言われています。
まとめ
火星の逆行とその影響についてよく分かりました。
逆行の期間は自分を見つめなおしたり、「軌道修正」することも必要ですね。