巨大な胃袋であるとイメージをしている人もいるかと思いますが、実際現物をみたことがある、と言う人はいないでしょう。

想像や空想の世界では、建物はもちろん光などのすべてを飲み込むと言われているブラックホールですが、もし地球に接近するとなると、どのようになってしまうのでしょうか?

もちろん最悪の結果、地球の消滅となる可能性もあると想像できますが、そのような可能性があるのかどうかも、お話していきたいと思います。

地球がブラックホールに近づくとどうなる?

現代の科学は進歩したと言われておりますが、それでもまだまだ宇宙には私たち人類が想像もできないほどの未知なるものが数多く存在しております。

その中でも、一つ一つ調査や観測技術もあがり、ブラックホールの確認は報告されております。

ブラックホールの数は、たった一つしかない銀河でも、数百を超えるほどの数が存在していると言われており、もちろんその銀河の数も数えしれません。

そんななか、無数に存在するブラックホールが、地球に接近する可能はまったくないとは言い切れません。

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それは接近する可能性がゼロと証明できない以上、いつかはブラックホールが地球に接近する可能性はあるのかもしれません。

地球を含む、太陽系にブラックホールが接近するとなると、地球を始めとするすべての惑星がブラックホールの重力を受けることになります。

それにより、重力が同じ距離に存在する太陽系は軌道が歪むことになり、さらにブラックホールとの距離が近づくことになります。

結果、重力の影響を強く受けた惑星は、本来ある太陽系の軌道から外れることになり、ブラックホールの周りを回る惑星になっていくと言われております。

この原理を地球に当てはめるとすると、ブラックホールと太陽との距離が接近し、地球の受ける力、すなわち潮汐は月から受けている力の5倍になると言われ、さらに半分まで接近してしまうと、月の潮汐は40倍もの力があるとされ、海抜の低いと言われている地域によっては、水没の可能性もあるとされています。

さらに、地球と月との距離に対して、月と同じ距離にまでブラックホールが接近した場合には、無重力となりほんのわずかな差でブラックホールの重力により、引き裂かれると言われております。

まとめ

ブラックホールは恐るべき力を持つと、イメージができたのではないでしょうか。

もちろん、ブラックホールの大きさや距離によってはその影響は変わってきます。

ですが、地球にブラックホールが接近した場合は、一番に重力の崩壊の可能性が極めて高いと言われています。