地球のマグマは、火山活動にも影響していると言われ、中心には高温のマグマが存在しております。
このマグマの主原料は「カンラン岩」と呼ばれ、すなわち岩石と言われております。
この岩石が高温となり、溶解していったものがマグマというわけです。
では、本来のマグマの熱源はどこから生まれたのでしょうか?
地球のマグマの熱源とは?
マグマ自身は、熱溜まりとも言われており、簡単には岩石が高温となり溶けたものです。
ですが、なぜ地球の中心にその熱溜まりができるかというと、それは核分裂での反応と見られております。
ですが、この核分裂が引き起こされる条件としては高温であることはもちろん、高圧下でなければなりません。
さらに、噴火している際には、放射性の物質が同時に見られるはずですが、そのような確認はとられておりません。
そう考えると、残すは電磁波による加熱であると、考えられております。
この電磁波とはつまり、電子レンジの状態と言われております。
ある特定の場所が電磁波、つまり石が溶けてマグマになるためのエネルギーを吸収しているということです。
また、マグマとしてできた熱溜まりが電磁波をだすことで、熱を伝えるルートが次の場所へと玉突き状態にして温められていると言われております。
これにより、地球の中心では高エネルギーが発せられ、電磁波が放出されることにより、マグマの熱が維持されているというわけです。
地球のマグマの温度は?
今まで地球に出てきた溶岩を調べた結果、もちろんその状況や組成によりますが、一般的に1000℃前後と言われております。
ですが、それは地上まで上がってくるまでに冷えた温度でもあり、中心のマグマの温度を測れるほど高温な金属はありません。
ですが具体的な数値は出せてはおりませんが、様々な数値の計算より、地球の中心温度は約6000℃と言われ、これは太陽の表面での温度と同じくらいだとも言われております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マグマの熱は電磁波が関係していると言われております。
さらにマントルの成分として言われている、「カンラン岩」は電磁波を透過しやすいため、マイクロ波までも透過できると言われております。
さらに、マグマの形成されている場所が蛸壺状態になっていることで、電磁波が入射したり反射をしたり、周囲が高温化することによって、マグマ化していると言われております。