天体全体から見ると地球のすぐ近くにある金星は地球と同じように太陽の周りを回っていることや2つの惑星は似ている共通点が多いことから姉妹惑星と呼ばれているのですが公転の周期も同じなのでしょうか?

金星はどんな周期で公転しているのか調べてみました。

金星の公転の周期についてご紹介!

金星の公転周期は224日です。

地球の公転周期が365日なので地球よりも速い速度で公転していることがわかります。

なぜかというと、金星の方がより太陽に近いためそれだけ太陽から受ける引力が強いからなのです。

強い引力に対して早い速度で公転することでバランスを保っているのです。

他の惑星は、水星が87日、火星が686日、木星が11年、土星が29年、天王星が84年、海王星が164年、惑星の中でも一番離れている冥王星は太陽の引力による影響が少ないので公転周期は248年ということにも納得ですね。

そして金星の公転軌道を見てみると真円に近いことがわかります。

これは太陽系の惑星の中でもトップクラスです。

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ちなみに金星の自転周期は243日で公転周期より自転周期の方が少し長いのです。

また、公転と自転の向きが反対なのです。

ということは、金星では1年よりも1日のほうが長いのです。

地球に置き換えると金星の1日は117日になるのです。

この不思議な状況は地球をはじめとする他の惑星にはありえませんので金星の大きな特徴でもあります。

また、姉妹惑星と言われている地球と金星の公転軌道の比率が整数に近いことから何らかの影響を与え合う関係だといった説になることがあるのですが、地球と金星それぞれの公転軌道は変化し続けていることなどからお互いに影響していないことがわかっています。

まとめ

金星の公転の周期は224日です。

この速度は地球よりも速く、速度の違いの理由は惑星が太陽にどれだけ近いのかが関係しているのです。

そして地球と金星の公転軌道はお互いに何も影響していないということもわかりました。

また、金星の特徴として金星は公転よりも自転の方が長く、動いている向きも反対なのです。

金星の1日はとても長いことがわかりましたね。