地球の公転について気になることがあります。

例えば地球の公転の向きには理由があるのでしょうか?

また、どちらに向いているのでしょうか?

さっそく調べてみましょう。

地球 公転 とは

地球の公転とは?

地球の公転とは、地球が太陽の周りを回る動きのことを意味しています。

地球は絶えず太陽の周りを回っていて、1周するのに1年かけます。

なので、季節というものが存在するのです。

毎年、大体同じ時期に同じ位置にいることから夏至、冬至なども毎年同じ季節にあるのです。

また、地球の公転軌道も変化しています。

地球の公転軌道は真円とされていますが実は楕円形をしている時もあるのです。

真円から楕円形へ、楕円形から真円へと、地球の公転軌道はゆっくりと変化しているのです。

それも真円に戻るまでに約20万年もかけています。

この動きはミランコビッチ・サイクルと呼ばれています。

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地球の公転の向きはどっち?

公転する方向は左回りである反時計回りです。

なぜ反時計回りなのかというと、太陽の自転が関係しています。

太陽も同じく反時計回りだからなのです。

地球は太陽の自転と同じ方向に回る惑星なのです。

向きが決まっているのは、太陽ができた時に何らかの理由で反時計回りに自転を始めた太陽がきっかけです。

その周辺にあった地球のもととなるガスやチリも太陽に引っ張られながら反時計回りになったからです。

そうして地球が出来上がった時にはすでに地球自身も反時計回りに公転していたのです。

公転の向きとなった起源は、太陽が影響していたのです。

このことから、太陽の周りを回る地球をはじめとした他の惑星も反時計回りに回ることが自然なのですが、金星だけは時計回りなのです。

この理由には色んな憶測がありますが、一番有名なのは金星が誕生した後もしくは金星が作られる過程で何らかの物体との衝突があったと考えられています。

その衝撃で金星は公転の向きが変わってしまったというのが有力視されています。

なので地球も今度ずっと反時計回りに回り続けるとは限らないのです。

まとめ

地球の公転の向きは反時計回りなのです。

この公転の向きは先に誕生した太陽が関係しているので地球の誕生する前から決まっていたようです。