夜空を見上げてみると丸いお月様が見えることがありますよね。
暗い夜空に黄金に輝く月。
幻想的で神秘的な雰囲気のある月です。
ですが、地球と同じく落ちてくることなく、空に浮かんで見えますよね。
そして、地球も月と同じように、宇宙に浮いていると思われている人も少なくないのではないでしょうか。
では、なぜ地球は宇宙に浮いて、月も落ちることはないのでしょうか?
地球はなぜ浮いているのか?
私たちが思い描く地球は、宇宙の中で浮いているとイメージされている人もいると思います。
ですが、本来はプカプカと漂うように浮かんでいるのではなく、太陽の周りをものすごい速さで移動しております。
その速さは「時速10万8千キロ」と言われ、想像もできないほどの速さです。
そんな速さで移動をしているとどこかへ飛んで行ってしまうように感じられますが、地球は「太陽からの重力」というもので引っ張られ、絶妙なバランスで地球は太陽の周りを移動しているのです。
つまり、地球が移動しているスピードに対して、飛んでいかないよう太陽からの重力で、地球は太陽の周りをまわっていることができるのです。
よって、地球はプカプカと浮いているということはなく、私たちには想像もできないほどのスピードで回っていると言われています。
地球から見える月は、地球が作られたと同じように、地球の周りをまわりながら作られたと言われております。
その回る運動は公転とよばれ、いまでもずっとその回るエネルギーを減ること持ち続けています。
よって、地球の引く力に対して、月が回る運動が釣り合っていることで地球に落ちることなく、その姿を地球から見続けることができるのです。
もちろん、どちらかの力のバランスが崩れれば少しずつその波長は崩れ、いずれは月が地球に衝突する可能性もありますし、宇宙のどこかへいってしまうかもしれません。
まとめ
地球がものすごい速さで移動をし、それを太陽の重力で成り立っているなら、いずれはそのスピードが落ち、地球が太陽におちてしまうのでは?
と、思う人もいるかもしれません。
ですがその心配はありません。
地球上でボール投げをしていずれ落ちてしまうのは、空気の抵抗があるからです。
宇宙にはその空気がないので、地球が46億年たった今でも、落ちることなく移動することができるのです。