火星にはオリンポス山という火山があります。

この火山は火星最大であり太陽系でも最大の高さを誇る火山です。

そこで気になるのがこのオリンポス山はどれくらいの高さがあるのかですよね。

さっそく大きさを調べてみましょう。

火星 オリンポス山 高さ

火星のオリンポス山の高さはどれくらいだろう?

火星最大のオリンポス山は25000メートルもの高さがあります。

この山は、楯状火山と呼ばれる傾斜がかなりなだらかで底辺の面積が広いという特徴を持った大きな山なのです。

地球にも標高の高い山がいくつかありますよね。

中でも地球上で一番高い山といえばネパールにある有名なエベレストですが、そのエベレストでも8848メートルほどの高さなのです。

北緯18度、東経226度の位置にあるオリンポス山の面積はアメリカにあるアリゾナ州と同じくらいの広さを誇ります。

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このオリンポス山は火山としての活動がない火山だとされていましたが2004年ドイツの研究チームによって過去に噴火があったことがわかったため、今後も噴火する可能性がある活火山であることがわかりました。

そしてこの噴火によって作られるカルデラと呼ばれる大きな「くぼ地」は、直径80キロメートル深さ3.2キロメートルもの大きさで、このカルデラの中に富士山がすっぽり入ってしまうほどの大きさだと言います。

こんな大きな火山が噴火したら地球にも影響がりそうで不安になりますが、火山と地球は隣同士の惑星と言ってもロケットで150日もかかるほどかなりの距離が離れているので地球に影響は無いと思われています。

オリンポス火山は活火山として知られるようになりましたが、かつて望遠鏡から天体観測をしていた時代では、火山の部分が白く見えることから火山ではなくオリンポス雪原と呼ばれていたのです。

まとめ

オリンポス山の高さは25000メートルを誇り、その大きさは火星最大です。

地球最大の山であるエベレストの高さの3倍以上もあるのです。

カルデラだけでも富士山が入ってしまうなど、そのスケールの広さは地球と比べることが出来ないほどです。

科学者たちはなぜ火星にこんなにも大きな火山ができたのか調査を続けています。