私たち人類が住む地球という天体は、どうして地球という漢字があてはめられたのだろうか。

今でこそ教科書やニュースで当たり前に普及している地球という漢字、それは何処から由来してきたのか、どんな意味を持つものなのか気になりますよね。

きっと今まで気にしたこともない人やニュースになることもなく知らないままの人が多いと思います。

そこで私たちの地球のことをもう少し知ってみませんか?

今回は地球という漢字の由来や意味などをご紹介します。地球 漢字 由来

地球という漢字の由来とは?

地球という漢字は中国で生まれた中国語で、幕末時代から明治のあたりで日本に伝わりました。

日本には他にも古来中国から由来した漢字が多く、地球という単語もその中の一つであったのでしょう。

そして地球という漢字が中国で生まれた由来は中国に訪れたイタリア人の宣教師に由来しているとされています。

この宣教師によって西洋の近代科学が中国で知られることとなり、科学から見た地球というものの存在の認識から次第に地球という言葉が広まり普及していったとされています。

日本で最古の例としては元禄元年の翌年には日本で最初の天文学の本が登場し、地球という漢字が使われています。

この本は一般向けに刊行されたもので次第に日本人の間で地球という漢字が普及していったとされています。

このことから日本でも中国でも地球は地球という同じ漢字を使っているのです。

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地球という漢字になった意味とは?

もともと「地」という漢字は、天空に対して地上のことを意味しています。

地上とは地球上の陸地のことであり、地面、大地などを指します。

海外でも地球は、大地から由来した呼び名がついていることが多いとされています。

また、「球」はその名の通り物体が丸いことや球体の様子から由来した漢字なので、球体の大地=地球となったのではないでしょうか。

地球が丸いことが認識されてから名付けられた漢字だということですね。

まとめ

地球という漢字は中国語で、幕末時代あたりで中国から日本に普及していきました。

その由来は中国にやってきたイタリア人の宣教師による西洋科学の教えによるもので、大地が丸い意味から地球という漢字があてはめられました。