2018年の7月31日は地球と火星が大接近すると言われており、5.759万キロまで近づいたため、実際にかなり火星が大きく綺麗に見えたと言われています。

絶好の火星観察の機会でしたので見られた方も多いと思いますが、見ることができなかった方にもまだチャンスがあるそうです。

そこで今回の記事では、火星大接近2018、見える時間や方角について説明したいと思います。

火星 東京 時間

火星が東京から見える時間

火星が地球に大接近した時間は、2018年7月31日、夜半頃~午前2~3時頃だったと言われています。

この日の火星は、夜19時頃南東の地平線から昇り、21時頃には南東の低い空、真夜中頃に南の空に昇り、午前2~3時にかけ真南の高い空に見え、東京をベースとして考えるとこの時間帯が一番の見ごろであったと言われています。

残念ながらこの日に見ることができなかった場合でも、8月は同じような明るさの火星が楽しめ、さらに10月頃まで十分に明るい火星を観察することができるそうです。

9月~10月頃は火星は7月よりも少し暗くなるものの、月と火星を一緒に観察することができるとされています。

また、7月の大接近前後は真夜中頃が見頃でしたが、8月以降にはもう少し早い時間から火星が近くに見えたそうです。

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火星が東京から見える方角

火星が大接近する7月31日は、火星は夜19時頃に南東の空から昇ってくるそうですが、8月になると東の空に移動し、9月以降は10月頃まで南の空に移動して見ることができるそうです。

ただし、大接近した7月~8月は明るく輝く火星を見ることができたようですが、9月~10月はそれよりも明るさが落ちてしまうと言われています。

しかし、普段よりは地球に接近した状態ですから、充分に火星の様子を観察することができるそうです。

まとめ

7月の大接近を見逃してしまっても、10月頃までは火星が普段よりも近くに見えるそうです。

前回の大接近は2003年ですので、15年ぶりの貴重な機会ですから、なかなか見ることのできない火星を、ぜひ観察してみましょう。