近年、火星への移住計画や有人探査などが話題になることが多く、世界各国だけでなく民間団体も名乗りを上げていましたが、資金面や技術面の問題で遅れが出ている所が多いそうです。
では、いつ頃になったら火星への有人探査を行うことができるのでしょうか?
そこで今回の記事では、火星への有人探査はいつ頃行われるのか?について説明したいと思います。
火星への有人探査はいつ頃行われるのでしょうか?
最も早く有人探査を行う可能性の高い米国のNASAは、2020年代に行う計画がありましたが、現在では2035年頃の実現を想定して準備が進められているそうです。
また、オランダの民間非営利団体マーズワンによる火星移住計画も、2026年に出発が予定されていましたが、資金面の問題から遅れが生じていると言われています。
ただし、米国のベンチャー企業スペースXは2024年に有人火星探査を実行したいと考えているようですが、こちらも計画は少し遅れているようです。
このように様々な計画がありますが、火星有人探査は数千億円と言う莫大な費用がかかるため、特に民間の団体は資金面の問題をクリアすることが難しのではないかと考えられているようです。
火星への有人探査にかかる日数
火星へ行くには片道だけで1年近く、往復では3年近くの期間がかかると言われています。
そのため、その間の宇宙飛行士の精神的、肉体的な健康を保つと言う問題もクリアしなければならないそうです。
特に火星に向かう間、宇宙飛行士は放射線を浴び続ける可能性が高く、そのままであれば命を落とす危険も高いと言われています。
また、マーズワンによる移住計画ではこういった資金面や技術面をカバーするため、火星到着後は地球に戻れない、片道のみの計画になっているそうです。
ただし、これは批判の声が多く、倫理的に問題が多いと言われているそうです
まとめ
火星への有人探査には、まだ多くの解決しなければならない問題があるようです。
資金面の問題や、火星往復のためのロケットの開発、特に大きな問題とされているのは、宇宙飛行士の安全面の問題です。
このような問題を解決し、火星への有人探査を成功させるためには、まだまだ時間がかかるのではないかと考えられているようです。