火星に水が存在していた、という話は以前からよく聞いていましたよね。
火星の地表に水が流れた跡があるなど、水が存在していた痕跡はありましたが、生物の痕跡は見つからず、ずっと探していた状態です。
ですが、なんと火星で生物の痕跡が発見されたと言われているようです。
ここでは火星で発見された生物の痕跡についてご紹介します。
火星で発見された生物の痕跡って?
火星で生物の痕跡が発見されたと発表したのは、NASAになるようです。
NASAは以前から火星に探査機を送り、土壌や大気中の成分の分析を続けていたようです。
この火星探査機が土壌試料の中から、有機物と大気中のメタンを検出した、と発表しました。
これは火星に生物がいたという世紀の大発見になるようです。
ただ、生物を発見したわけではなく、生物の痕跡を発見した、ということなので、そこは間違えないようにしてくださいね。
有機物とメタンで生物の痕跡になるの?
有機物は生命の誕生や生存に必要な材料とされるため、かつて火星に生物がいたという痕跡の可能性があるそうです。
今回火星探査機が発見した有機物は、この探査機が火星に到着して以来最も多様性に富んだものだと専門家らは指摘しているそうです。
また、メタンガスは自然界でも生物から直接大量に発生するガスになります。
火星ではメタンガスが夏になるとたくさん放出されるという分析器結果が出たようで、これは地中に埋蔵されているメタンハイドレートのような層から、定期的に漏れてくるものだろうと考えられるようです。
大まかな埋蔵量や放出パターンから、「太古の生物から発生したメタンガス」ということになり、生物の痕跡になるようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは火星で発見された生物の痕跡についてご紹介しました。
水だけでなく生物の痕跡まで発見されるなんてとてもすごいことですよね。
火星探査機は以前湖があったであろう場所を掘って調査しているようなので、近い将来もっとはっきりとした生物の痕跡が見つかるかもしれませんね。