皆さんは金星を見たことはありますか？
とても光が強いため、一番星などとも呼ばれることがありますよね。
金星は他の惑星とは違い、明け方か夕方にしか見ることのできない星です。
ここでは金星の明け方の見え方についてご紹介します。
明け方の金星の見え方は？
金星は地球よりも内側の軌道を公転する、内惑星という惑星になります。
内惑星はいつも太陽の近くにあるように見えるため、太陽のそばでも星が見える時間帯である日の出前の明け方や、日没後の夕方にしか地球からは見ることができません。
金星の明け方の見え方は、「明けの明星」と別名が付けられるくらい輝いて見えるようです。
明け方に金星が見えるとき、地球から金星までの距離が近いほど大きく見えるのですが、地球に近いほどかけが大きく見えるのが特徴です。
地球から離れるほど小さくなりますが、欠けは小さくなり丸い状態に近づいて行きます。
ですが、完全な円の状態の金星は見ることができません。
完全な円となるときは太陽に隠れてしまうためです。
金星は月のように満ち欠けが楽しめる惑星のようですよ。
明け方の金星は東の空に見える？
金星は太陽と同じように東の空から昇って西に沈んで行きます。
ですので、明け方金星を観察したい場合は、東の空を見るようにしましょう。
ですが、一番肝心なのは、観察しようと思っているときに金星が見えるかどうか、ということになります。
金星は一年中見ることができるわけではなく、明けの明星として明け方東の空に見られる時期と、宵の明星として夕方西の空に見える時期と、太陽と重なってしまい見えない時期に分けることができます。
金星の観察をするときは、今現在金星が見えるのか見えないのか、見えるのだとしたら明け方か夕方なのかを調べてから観察するようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
ここでは明け方の金星の見え方についてご紹介しました。
明けの明星は地球に一番近い時が一番明るく見えるようですよ。
その時はきっとかなり大きく欠けている金星が見られるのではないでしょうか。
太陽の光に気をつけながら、ぜひ金星の観察を楽しんでみてくださいね。
