ギリシャ神話における木星は、最高神ゼウスになります。

時間を司る神であるクロノスと、大地の女神であるレアーとの間に誕生したゼウスは、天候を司る天空神でしたが、ティターンの巨神族と戦い、タルタロスの底なしの穴に封じ込めた後、オリンポスの最高神として、神々の王として君臨しました。

このことから、木星は占星術では権威・寛大・成功といった意味をもちます。

木星 占星術 意味

占星術で木星がもつ意味は?

木星は、黄道を12年かけて一周します。

このことから、古代バビロニアでは木星の黄道に12星座をあてはめ、神マルドゥクとして称えていたとのことです。

同じく、中国でも、木星が12年かけて黄道を一周することをもとに、十二次を司る星・歳星として活用しました。

ちなみに、十二次とは、中国天文学に置ける暦のことです。

また、ヒンズー教では最高神インドラとし、人々の願いを叶えてくれる吉星とみなされ、木星を探す人も少なくありませんでした。

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では、占星術で木星がもつ意味について、説明します。

まず、木星は、いて座の守護星になります。

占星術の上では、木星はもっとも幸運な吉星とされており、人間で言えば、人生の壮年期である50~60代を表すと言われております。

木星が太陽星座に入っている時期が拡大の時期とされており、現在(2018年)では11月まではさそり座に入っているため、さそり座が幸運の星となるとのことです。

続いて、木星の意味についてですが、意味は象徴、基本的な意味は保護になります。

数字は3、曜日は木曜日、年齢は45~57歳、色は紺・青紫、性質は寛大・慈悲に富む。

木星の守護性をもつ射手座の人は幸運の持ち主ですが、運まかせにしやすいため、注意が必要です。

スポーツや競争を好み、挑発的になりやすい性質が災いすることもしばしば。

適した職業は、政治家・弁護士・哲学者・医師・教師等。

まとめ

木星はわたし達が住んでいる地球から肉眼でも観察することができることをご存知でしょうか。

夜空を明るく照らす木星は見つけやすい惑星の一つであると言っても過言ではありません。

そのため、古代より、木星は神話・信仰の象徴として人々に崇められる惑星であったとのことです。