火星への移住計画がささやかれている現在、火星へ行くことは、もう夢物語ではないかもしれないのです。
でももし、火星へ行くときに気になるのはその費用ですよね。
今回は、火星へ行くときロケット費用がいくらかかるのか、について紹介します。
火星にロケットで行くには費用はいくらなの?
アメリカ・スペースX社は今後の火星への旅の価格を20万ドル(約2200万円)と発表しました。
この価格、庶民には難しい価格ですが、世の中を見渡せば、支払える人は結構いるのではないでしょうか。
スペースX社は、2017年に2022年には無人の宇宙船を火星に送り、24年には有人の宇宙船を送ろうとしています。
もし予定通りに実現していくかもしれないと思うとわくわくします。
しかし、残念なことにこの価格には疑問を投げかける専門家も多くいます。
火星に着いてから、生き残るためにはもっと多くの金額が必要だろうといわれています。
しかし、スペースX社は火星への旅行計画の価格はこれ以上増やすと企画倒れになってしまう、と考えたのかもしれません。
実際に開発費は10億ドル(約1122億円)かかっています。
また、この計画には、ロケットの再利用がカギになっています。
ロケットの再利用には、技術的な問題ももちろんですが、安全性の確保も難しいのでは、と考えられます。
ですから、課題はまだまだ多くありそうですので、先に紹介した価格は今後変動の可能性がありそうです。
しかし、お金がかかるといった話ばかりでもなく、かつては火星有人探査には1兆ドル(約102兆円)かかるといわれていたのが、最近ではそのⅠ/10くらいで済みそうだ、という話もあります。
結論をいってしまうと、今の段階では、2200万円くらいあれば行けそうという話はありますが、やっぱりふたを開けてみなければ、わからないということになってしまいます。
まとめ
今、本格的に地球を飛び出し、火星へ旅が始まろうとしている時代が来ているのかもしれません。
かつて人類は、自国を飛び出して世界の大海原にでて、今の時代があります。
火星旅行もまた、今の海外旅行のように気楽にいけるような時代が来るのかもしれませんね。