火星は、地球と兄弟のような関係にある星です。

今まで何度も探査ロケットが送られてきました。

それにより、多くの事実が判明しつつあります。

最近では、火星移住計画などというものも出てきています。

しかし、火星へ行くには、どれくらいの時間がかかるのでしょう。

今回は火星へロケットで行くときにどれくらい時間がかかるのか、について紹介します。

火星 ロケット 時間

火星までロケットでいくとすると、かかる時間はどれくらい?

火星と地球との距離はいつでも同じではありません。

地球も火星も太陽の周りを回っており、一周するのに地球は約365日、火星は687日かかります。

ですから、その位置関係として地球からみて太陽→火星だと太陽の後ろに火星があることになりますので、これでは相当遠くなってしまいます。

今回のロケットによりかかる時間の計算は、地球から見て、火星→太陽になっている位置関係の時として考え、かつ最短の場合で紹介します。

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火星と地球の関係が、太陽から見て同じ側にあるとき、地球と火星の平均距離は約80000km、最も接近したときの距離は約55000kmになります。

そして、火星に行くためにはどうしても地球の重力圏を抜ける必要があります。

これは言ってみれば火星に行くための最低のスピードということになります。

これくらいのスピードが出るロケットで、火星までの距離が一番近いときであれば、大体半年で火星へ到達可能ということになります。

今まで、ロシア(旧ソ連)、アメリカなどが火星へ探査ロケットを送っています。

最初の頃は失敗も多くみられましたが、1971年に米ソ両国が打ち上げたロケットが火星の周回軌道に入りました。

ロシアのロケットは着陸機を投下し、成功しています。

そして実際に、この時に地球から火星までかかった時間が大体半年でした。

まとめ

最新のロケットでは、エンジンの出力に核融合によって稼働するものが研究されています。

燃料を使用しないので、軽量化でき、うまくいけば40日程度で火星に到達可能だそうです。

もし、将来火星へ旅行、移住となると移動時間は短い方が負担にならずよいですね。

ひょっとすると宇宙旅行の時代すぐそこまで来ているのかもしれません。