人類移住計画の話も出ている火星。

移住するとしても私たち人類は火星で生きていけるのでしょうか?

火星の気温はいったいどのくらいで、地球と同じような酸素があるのでしょうか?

火星で生活するにはまず何が必要か、火星の大気はどうなのかについて調べてみました。

火星 大気 成分

火星の大気の成分ってどんなもの?

火星は地球とよく似ていると言われていますが、大気成分は地球とは異なります。

私たちが暮らしている地球の大気は、窒素が7割、酸素が2割程度を占めています。

ところが、火星の大気は9割以上が二酸化炭素で、酸素は全体の1割にも満たしません。

また、火星表面の大気圧は平均750Paで、地球の海面上の平均(101.3kPa)の約0.75%ほどと言われています。

大気圧が低いため、厚い雲も発生しないそうです。

火星の大気にはたくさんの微粒子が存在しています。

常に乾燥しているので、塵が巻き上げられており、大気が温められて気流が発生することもあります。

火星の大気の構成ってどんなもの?

火星の主な主成分は二酸化炭素となっています。

火星の北極・南極には極冠と呼ばれる白い部分があります。

両極はその半球の冬の期間は常に暗く、大気中の二酸化炭素の25%程度は固体の二酸化炭素(ドライアイス)になっているそうです。

夏になって極が日光にさらされると、二酸化炭素の氷は昇華して再び大気中に戻ります。

火星の地表温度は、赤道付近で昼と夜の温度差が100度も異なります。

最高気温は20度、平均気温が-63度と人類が暮らしていくにはとても厳しい環境で、地球の生物が火星の大気や季節の状態で生存するのは難しいと言われています。

温度が低い理由として、地球より太陽から離れているためと、大気が薄いので熱を保てないことが挙げられます。

これからはどうやったら火星で生活できるかを考えていくことが大切になっていきます。

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火星に移住するにはまず何が必要?

火星の大気は地球とは違い二酸化炭素でほぼ覆われているため、人類が火星に行ったとしても地球と同じように呼吸して生きていくことはできません。

まず、大気を厚くして、平均気温を上げて、酸素を増やすことが大切です。

火星は大気が非常に薄いため、常に宇宙空間に放出されています。

この大気を厚くすることで、環境を安定させる必要が出てきます。

まとめ

火星で暮らすには、まず人類が生活できる環境なのかを考えなければならないですね。

現在の火星のままでは、大気成分も地球とは大きく異なるため難しいです。

もし、移住するとすれば、大気を厚くすることや酸素を増やすことが大切になってきますね。

今後の研究に注目したいです。