私たちの住んでいる地球は、太陽系の中では3番目の惑星で、約46億年前に誕生したといわれます。

太陽系の惑星は、太陽を中心にしてその周囲をそれぞれの軌道を描きながら回っており、地球の場合も地軸を中心にして自転しながら太陽の周りを公転していることはご存知かと思います。

この自転と公転があることで地球上それぞれの地点への太陽光の当たり方が変化して、昼や夜が存在したり、特徴的な気候や四季などが生まれるのですね。

ここでは、地球の公転の速度や周期について詳しくご紹介します。

地球の公転の周期は!?

地球の自転は1日である24時間、公転は1年である365日であると一般的には知られていますが、厳密にいうと実際には若干のずれが生じているそうです。

正確には、65.2422日という周期になるのですが、このずれをそのままにしていると徐々に季節がずれてしまい、計算によると700年後あたりには季節が反転してしまうのではないかといわれます。

その誤差を調整するのがいわゆる『うるう年』で、4年に一度設けられたその年には2月29日が存在します。

この年にオリンピックが行われるのは有名な話ですよね。

スポンサードリンク

地球の公転の速度は!?

地球上にいる私たちは気づきませんが、地球をはじめとする太陽系の惑星が、実際はかなりの高速で太陽の周りを公転しています。

その速さは時速でいうとおよそ10万7280㎞といわれ、秒速なら約30㎞ということです。

地球の公転の距離は!?

地球の公転軌道は円に近い楕円になっており、太陽に最も近い時と遠い時の差が500㎞あるそうです。

公転軌道の半径にあたる距離は、遠日点距離で152,097,701㎞、近日点距離が147,098,074㎞であり、平均でほぼ1.5億㎞と考えてよさそうです。

これを使って計算した値が地球の公転距離となりますが、約9.4億㎞となります。

まとめ

地球の自転や公転については学校でも学ぶ一般的な常識の範囲ではありますが、実際にそのしくみや実測などを知ると、そのスケールに圧倒されますよね。

私たちの住んでいる地球を太陽系の一惑星という見方をすると、興味深い点がまだまだ沢山ありそうです。