皆さんは地球の衛星のことは知っていますよね。
月が地球の衛星になります。
月の直径は3474kmになるそうですよ。
海王星にも地球と同じように衛星がありますが、なんと14個もの衛星があるそうです。
ここでは海王星の衛星の大きさについてご紹介します。
目次
海王星の衛星の大きさはどれくらい?
海王星には14個の衛星があります。
海王星の衛星で有名なものはトリトンですが、それ以外の衛星はどれくらいの大きさになるのでしょうか?
トリトン
海王星の衛星の中で一番大きな衛星になります。
太陽系全体で見ても7番目の大きさになるそうです。
直径は2706kmにもなるそうです。
【トリトン】
海王星の第1衛星。もともと海王星の衛星ではなく冥王星のようなエッジワース・カイパーベルト天体が海王星の重力に捉えられたものだと考えられているが、ほぼ完全な円軌道での公転は捕獲された衛星としては異常であり、謎を残している。pic.twitter.com/K5BGFCXsS3— 太陽系bot (@taiyou_tentai) 2018年10月14日
プロテウス
海王星の衛星で2番目に大きな衛星になります。
大きさの割にはいびつな形をしているのが特徴なようで、プロテウスの直径は自分の重力で球形になることがない天体として最大級のものになるそうです。
直径は436×416×402kmほどになるようです。
【プロテウス】
海王星の第8衛星。トリトンを除くどの海王星の衛星よりも大きい。大きさの割に形が歪なことが特徴の一つである。例えば土星の衛星のミマスはプロテウスより質量が小さいにもかかわらず遥かに球形に近い形をしている。 pic.twitter.com/5LbxMPP4w4— 太陽系bot (@taiyou_tentai) 2018年10月14日
ラオメデイア
順行している不規則衛星の1つで、直径は42kmほどになります。
【ラオメデイア】海王星の第12衛星。ギリシャ神話の海の精霊にちなむ。順行衛星ではあるものの,海王星の赤道面に対してかなり傾いた軌道を公転している。2002年にハリメデやサオとともに発見された
— 星々bot(ツイート停止中) (@hoshiboshibot) 2014年5月30日
ハリメデ
逆行している不規則衛星で、直径は62kmほどになります。
【ハリメデ】海王星の第9衛星。ギリシャ神話の海の精霊にちなむ。海王星の自転方向と逆の向きに公転している逆行衛星のひとつ。観測されたときの色がネレイドとよく似ているため,ネレイドの破片が星になったものだという説がある
— 星々bot(ツイート停止中) (@hoshiboshibot) 2015年12月18日
ネソ
不規則衛星の一つで、今までに観測された惑星の衛星の中では一番気道半径の大きな衛星になるそうです。
直径は60kmほどになるようです。
【ネソ】海王星の第13衛星。ギリシャ神話の海の精霊にちなむ。海王星の衛星の中で最も外側を回っている。海王星といちばん離れたときの距離は約7200万kmで,これは地球-月間の190倍にあたる。逆行衛星のひとつ
— 星々bot(ツイート停止中) (@hoshiboshibot) 2013年1月4日
プサマテ
逆行している不規則衛星の一つになります。
大きさは24kmほどと小さいようです。
【プサマテ】海王星の第10衛星。ギリシャ神話の海の精霊にちなむ。海王星の自転方向と逆の向きに公転している逆行衛星のひとつで,公転周期は約25年と長い。ネソとよく似た軌道をもっている
— 星々bot(ツイート停止中) (@hoshiboshibot) 2015年12月23日
ガラテア
トリトンの初期軌道が起こした摂動で砕かれた衛星のかけらが集まって固まってできたと考えられている衛星です。
大きさは204×184×144kmほどになる不規則な形をしているようです。
【ガラテア】
海王星の第6衛星。不規則な形であり、地質学変化が加わった形跡がない。おそらくこれは海王星がトリトンを捕獲した際、トリトンの初期軌道が起こした摂動によって砕かれた衛星の破片が再度固まったものであると考えられる。pic.twitter.com/OjazbVr6pY— 太陽系bot (@taiyou_tentai) 2018年10月14日
ナイアド
ガラテア同様、トリトンの初期軌道が起こした摂動で砕かれた衛星のかけらが集まってできたとされる衛星です。
96×60×52kmほどのいびつな形をした衛星になります。
【ナイアド】
海王星の第3衛星。ナイアドは歪な形で、おそらく成立後に地質は変化していない。他の衛星と同じく、海王星のトリトン捕獲時の摂動によって砕かれた海王星固有の衛星の破片が、再度融合してできたものと考えられている。pic.twitter.com/BwVI0wiADF— 太陽系bot (@taiyou_tentai) 2018年10月14日
ラリッサ
海王星の衛星の中で内側から5番目の軌道を回っている衛星です。
216×204×164kmほどのいびつな形をした衛星になります。
【ラリッサ】
海王星の第7衛星。ラリッサは、海王星の既知の衛星の中で、内側から5番目の軌道を回る衛星である。歪な形をしており、クレーターで覆われている。地質変化の兆候は見られない。pic.twitter.com/2TCGmosQhs— 太陽系bot (@taiyou_tentai) 2018年10月14日
S/2004N1
2013年に発見された衛星です。
直径は最大でも19km、もしくは16kmから20kmと推定されているようです。
今までに発見されている海王星の衛星の中では一番小さなものになります。
ネレイド
とても細長い楕円軌道を持つ衛星になります。
赤道面での直径は340kmほどになるようです。
デスピナ
ガラテア・ナイアド同様、トリトンの初期軌道が起こした摂動で砕かれた衛星のかけらが集まってできたとされる衛星です。
180×150×130kmほどのいびつな形をした衛星になります。
サオ
海王星の不規則衛星との関係が深いと考えられている衛星になるそうです。
大きさは直径44kmほどになるようです。
【サオ】海王星の第11衛星。ギリシャ神話の海の精霊にちなむ。逆行衛星であるトリトンやハリメデより外側を回っているが,この星は順行軌道で公転している。2002年にハリメデやラオメデイアとともに発見された
— 星々bot(ツイート停止中) (@hoshiboshibot) 2015年11月15日
タラッサ
ガラテア・ナイアド・デスピナ同様、トリトンの初期軌道が起こした摂動で砕かれた衛星のかけらが集まってできたとされる衛星です。
108×100×52kmほどのいびつな形をした衛星になります。
【タラッサ】
海王星の第4衛星。おそらく海王星にもともとあった衛星が海王星にトリトンが捕獲され初期軌道に着く際の偏心的な軌道の摂動によって粉砕されたもともとあった衛星の破片が再度集積したものと考えられる。pic.twitter.com/MlKLD7uvtM— 太陽系bot (@taiyou_tentai) 2018年10月14日
まとめ
いかがでしたか?
ここでは海王星の衛星の大きさについてご紹介しました。
一番大きな衛星は2700kmほどもあるのに対し、一番小さなものは19kmほどしかないようですね。
まだ見つかっていない衛星がある可能性もあるようなので、もし見つけたら名前が付けられるかもしれませんよ。