地球が丸いということは一般的な常識として知っていますが、実際に地球の丸さを見たこがある人はどのくらいいるのでしょうか。

もちろん、テレビやNSNで丸く見える地球の映像を見たことはあるでしょう。

しかしながら、水平線や地平線など平面的な広がりを見たことはあっても、自分の目で丸さを認識した方は少ないのではないでしょうか。

地球 丸く見える 高さ

地球が丸く見える高さとは?

地球を丸く見えるためには高さが必要というと疑問を持たれる方もいるかもしれません。

海辺のちょっとした展望台から水平線に目を向ければ、丸く見えるという人もいるでしょう。

確かに、水平線に目を向けると丸くまでとは言わないまでも、湾曲して見えるということはあります。

これは本当に湾曲しているのでしょうか。

このとき試していただきたいのが、展望台にある手すりを利用する確認方法です。

水平の手すりに目線を合わせた状態で水平線を見ると、それまで湾曲して見えていた水平線が真っ直ぐに見える場合がほとんどです。

この状態から再び元の高さへ視線を戻すと、また、湾曲し丸く見える状態へと戻ります。

この見え方は、脳内で常識的または合理的に空間意識を処理しているためと考えられています。

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それでは、地球を丸く見るためにはどの位の高さが必要なのでしょうか。

超高度から見下ろしたり、宇宙空間から地球見たりする。

極論ではそうなってしまいますが、「地球が丸く見える」と人気のスポットが千葉県銚子市にある「地球の丸く見える丘展望館」です。

標高76.3メートルの愛宕山山頂に「地球の丸く見える丘展望館」はあります。

展望館の高さが16メートルですので、海抜約90メートルの高さから鹿島灘から筑波山、西は九十九里浜、屏風ケ浦を見渡せる訳です。

四方を見渡せる展望館からは、視界合を邪魔することなく水平線が眺望できます。

大きく広がる水平線の両端が丸く見えるため、「地球が丸く見える」ことを体感することができます。

まとめ

ここまで、地球が丸く見える高さについて見てきました。

地球が丸いことは知っていても、普段の生活ではなかなか丸さを認識することは難しいですね。

合理的な脳内補完には個人差があるため、地球の丸さを見るために高さをそれほど必要としないことも確かですが、ここでお伝えした、高さのある展望館から雄大な水平線を眺め地球の丸さを実感してはいかかでしょうか。