太陽系には、地球を含んで8つの惑星が存在しています。

そのうち、太陽に近い方から順番に見ていくと、7番目にあたるのが天王星です。

天王星の名が付いたのは由来がありますが、英語での発音は日本で知られているものとは少し違います。

そこで、天王星の英語での発音や英語での読みについてご紹介します。

天王星 英語 発音

天王星を英語で発音すると?

天王星は、望遠鏡を使った観測方法で、初めて観測された惑星としてその存在を知られました。

そもそも天王星は、何度か観測されていて、その存在はわかっていたものの、「惑星」であることは知られていなかったようです。

一番古い観測の記録では、イギリスの天文学者ジョン・フラムステリアム・ハーシェル氏によるものとされていますが、その後、同じくイギリスの天文学者のウィリアム・ハーシェル氏が1781年に発見したと共に、天王星が動く惑星であることが確認されました。

天王星は、英語で<Uranus>、の発音記号と発音は、<júərənəs=ユゥアラァナァス>または<juréin=ユゥレェィン>です。

<jú>は、日本語の「や行」の音で、「や」、「ゆ」、「よ」の頭子音に現れるものです。

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天王星の英語の読み方は?

天王星の英語表記は、上記でも紹介したように<Uranus>です。

日本での読み方は、<ウラヌス>です。

英語の発音とはかなり違うので、日本では単にローマ字にしただけかな?と勘違いしてしまう方もいると思います。

日本語で使う外来語には、ラテン語やドイツ語、ギリシャ語の読みなど、その言葉によって様々な言語を英語以外から取り入れているケースが多いです。

外来語には、ルールなどがなく社会的に取り入れられる読み方や、他の言語から持ってきた読み方など様々です。

<Uranus>も同様に、日本では天王星の外来語として、<ウラヌス>という読み方をします。

また、<Uranus=ウラヌス>は、ギリシャ語から持ってきた発音といわれていて、ギリシャ語では<ウラノスまたはウーラノス>、ラテン語では、<ウーラヌス>です。

ちなみに、スペイン語では、<Urano=ウラーノ>、ロシア語では<YpaH=ウラーン>となります。

では、そもそも天王星<Uranus>の名前はどこからきたのでしょうか。

<Uranus>は、ギリシャ神話の登場人物の神様で、ウーラノス(Ouranos)のことです。

この神様は天空の神様で、天王星は、青緑色に見られる惑星であることから、この<Uranus=ウラナス>の名前をつけたといわれています。

単に命名しただけではなく、天王星の特徴にふさわいしい由来があったことから命名されたんですね。

まとめ

日本では、天王星(Uranus)を<ウラナス>と読むことは間違いではなく、かといっても、世界で共通する読み方ではなく、日本語の外来語として使う言葉として捉えた方がいいのかもしれません。

では、もう一度天王星の英語の発音と英語の読みについておさらいしておきましょう。

  • Uranusの発音記号と発音は<júərənəs=ユゥアラァナァスまたはjuréin=ユゥレェィン>
  • 英語表記は、<Uranus>、読み方は<ウラヌス>
  • <Uranus=ウラヌス>は、ギリシャ語から持ってきた発音
  • <Uranus>は、ギリシャ神話の神様のこと

外来語には、その語源から用いられることもあり、他の外来語と英語の読みなどを比較してみるのも面白いですよ。