天王星は、自転軸の傾きなどや青い色など様々な特徴を持つ惑星です。

そんな天王星は、主成分の特徴から巨大氷惑星といわれています。

そこで、天王星が巨大氷惑星といわれるようになった理由を中心に調べました。

天王星 氷 惑星

天王星は巨大氷惑星といわれている惑星なの?

天王星と海王星は、どちらもダイヤモンドの海があるといわれるほど、その色は青く美しい色の惑星として知られています。

この青く見える理由は、それぞれの惑星を構成している水やメタンなどが、赤い色の光を吸収するという特徴があることから、青色の光を強く反射することで青く見えています。

天王星と海王星は、惑星の位置とどちらも大きいということから、かつては、木星型惑星に分類されていた時期があります。

ところが、宇宙探査機ボイジャー2号の観測で、天王星と海王星には、メタンや豊富な水が存在していることがわかりました。

木星型惑星は、水素やヘリウムを主体としたガス成分が多く、密度も比較的低い木星に似た惑星を総称した惑星の分類ですが、天王星はその逆で、ガス成分が比較的少なく、水やメタンなどが多いことから、天王星型惑星として分類することになりました。

もちろん、海王星も天王星型惑星に分類されます。

このように、豊富な水やメタンで生成される天王星型惑星は、巨大氷惑星、アイスジャイアントと呼ばれています。

天王星の内部は、水やメタンやアンモニアから形成された氷が存在しています。

そして、中心には岩石の核が存在すると考えられています。

さらに、天王星の表面最低温度は、約214℃、高くても約-205℃とかなりの超低温です。

太陽から遠い位置にある海王星よりも低い温度でまさに巨大氷惑星です。

なぜこれほどまで気温が低いかというと、天王星は太陽から約28億7,000万kmも離れているからです。

地球と太陽が約1億5,000万kmの距離になるので、この距離と比べると想像もつかないほど太陽と天王星には距離があることがわかります。

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また、天王星の大きな特徴は、自転軸が太陽に向かって横向きであることです。

その為、天王星のある地点では、昼と夜が逆転するまで半年もかかります。

この半年という単位は、天王星での半年なので地球で換算されると、84年分の半分にあたる41年間が半年になります。

ということは、天王星は、41時間昼が続いて、一旦夜になってしまうと、また昼を迎えるまで41年が必要になるというわけです。

ちなみに、木星型惑星は、ガスが主成分であることから巨大ガス惑星、ガスジャイアントと呼ばれています。

まとめ

2011年、NASAの宇宙望遠鏡が天王星のオーロラを観測しています。

そのオーロラは、天王星の大気上層で燃え上がるように発生したということですが、このオーロラは、特殊な磁気圏により発生することから非常に貴重な観測だったようです。

では、天王星についておさらいしておきましょう。

  • 水やメタンなどが多いことから、天王星型惑星として分類
  • 豊富な水やメタンで生成される天王星型惑星は、巨大氷惑星と呼ばれている
  • 表面最低温度は、約214℃、高くても約-205℃
  • 昼と夜が逆転するまで半年(天王星での単位で41年)が必要

天王星は、ダイヤモンドの海があるといわれ、巨大氷惑星の名前までもち、オーロラさえも見せてくれる惑星です。

となると、またまだ天王星には秘密があるのかもしれません。