皆さんは金星と水星をご存じですか？
どちらも地球よりも太陽の近くを公転している惑星になります。
この金星から水星の距離はどれくらいなのでしょうか？
ここでは金星と水星の距離についてご紹介します。
金星から水星までの距離はどれくらい？
水星の太陽からの平均距離は約５７９０万ｋｍになります。
金星の太陽からの平均距離は１億８２０万ｋｍになります。
ですので、金星から水星までの距離は５０３０万ｋｍということになりますね。
惑星の公転軌道は楕円なのでその時の場所によってかなり変わってきますが、平均すると５０３０万ｋｍほどになるようです。
ちなみに、地球から水星までの距離は最小で９１５０万ｋｍ、最大で２億８５０万ｋｍ、地球から金星までの距離が最小で４２００万ｋｍ、最大で２億５８００万ｋｍほどになるそうですよ。
金星と水星は他の星と見え方が違う？
水星と金星は地球よりも内側を公転する内惑星という惑星になります。
内惑星は常に太陽と同じような方向にあるため、真夜中にこれらの惑星を見ることはないのです。
さらに太陽が昇っている明るい時間帯では見ることができないので、水星や金星などの内惑星が見られるのは、太陽が昇る前の早朝や太陽が沈んだ後の夕方のみになってしまうのです。
皆さんも「明けの明星」や「宵の明星」といった星の名前を聞いたことはありませんか？
これはどちらも金星の別名なのですが、「明けの明星」は明け方に見える金星のことで、「宵の明星」は夕方に見える金星のことになります。
この他にも内惑星は月のように満ち欠けが観察できる珍しい星になりますよ。
まとめ
いかがでしたか？
ここでは金星から水星までの距離についてご紹介しました。
金星から水星までの距離は太陽からの平均距離で計算すると５０３０万ｋｍになるようです。
太陽から水星までの距離と水星から金星までの距離は意外と似ているようですね。
太陽からの距離で地球を１とすると、海王星は３０ほどになります。
水星は0.387で金星は0.723になるので、いかに太陽から近い惑星なのかが分かりますね。
