金星を見たことはありますか？
金星は、太陽系の惑星の中でも明るい方で、夕方と朝方に肉眼でも見える星のようです。
良く「一番星見つけた」という人がいますが、その一番星は基本的に金星のことを言うそうです。
金星は太陽に2番目に近い惑星ですが、表面温度は460度にまで上がります。
一番太陽に近い水星は、表面温度が400度ほどなので金星の方が高温になるようです。
金星は主に二酸化炭素でできているため、日中受けた熱を逃すことがなく夜の温度もほとんど変わる事はないようです。
そんな金星の温度を下げることは可能なのでしょうか？
それでは今回は、金星の温度を下げることは可能なのかについてご紹介します。
金星の温度を下げることは可能なの！？
射出限界を超えて惑星に太陽の光や熱が入った時、水蒸気が増えることによって大気の工学的厚さが増加し、大気圏を有する惑星の気温が上昇することを「暴走温室効果」と呼んでいるそうです。
金星も金星が形成された時に暴走温室効果によって気温がとても高くまで上がったという説もあるようです。
今の金星は、太陽放射と外向きの長波放射があっているために暴走温室効果は起きていないそうです。
水蒸気は温室効果ガスとして惑星の表面を温め、冷却過程が表面の温度を下げる働きを持っていますが、金星は冷却機能が働いていないので熱の循環が阻害されているため、熱を下げることができないようです。
金星の大気には95％以上の二酸化炭素が含まれており、この二酸化炭素は温室効果があるため、日中受けた熱を逃さず夜もほとんど温度が変わることはないようです。
今の所金星の温度は下げるという方法はありませんが、高温に耐えることができるバクテリアを金星にまくことができれば、二酸化炭素を分解してくれて海ができるくらいの温度にまで下げることができるのではないかと言われています。
まとめ
今回は、金星の温度を下げることはできるのかについてご紹介しました。
金星は、水星よりも高い460度にまで上がってしまいます。
これは、分厚い主に二酸化炭素でできた大気によって高温になっているようです。
2番目に太陽に近いのに水星よりも表面温度はとても高いようです。
今の所のこの表面の温度を下げることはできないようですが、高温に耐えることができるバクテリアを散布すれば、二酸化炭素を分解して下げることができる可能性はあるようです。
