私達が暮らす毎日の中で、地球の極について意識することはほとんどないと思います。

あるとすれば、山にいって方角がわからなくなった時に方位磁石を使うことくらいでしょうか。

今地球の北側はS極で、南側はN極です。

もしもSとNが逆転したら、どうなるのでしょう。

今回は地球の極が逆転したらどうなるか、について紹介します。

地球 極 逆転

地球の極が逆転する?何が起きるの?

現在、地球の磁気は全体的に弱くなってきています。

これは、地球の極の逆転がもう少しでくることの予兆かもしれません。

人間は、磁気を直接検知する機能を持っていないといわれていますが、渡り鳥や、カメなどは、磁気を読み取る力があるそうです。

もし地球の極が逆転したら、いつもと逆の方向に進んでしまうのかもしれません。

磁気の存在は、地球に飛んでくる有害な宇宙線や、太陽風などを防いてくれています。

問題がでるとすれば、今の磁気が弱くなって極が逆転するまでの間がとても危険といえるのかもしれません。

磁気が弱くなって宇宙線や太陽風が直接地球に降ってくると、なにが起きるのでしょうか。

まず、電気関係の混乱が起きるでしょう。

もしかすると、大規模な停電が起き、長期に渡り、続いてしまうかもしれません

また、その際、オゾン層の破壊が進行するので、オゾンホールが増大し、紫外線を防ぐことができずにガンの発生率の増加もあるかもしれません。

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地球の極は、100万年に数度に逆転してきたといわれています。

発生は不定期で、何かの予兆があった形跡はありません。

しかし、過去に地球の極が反転してきたときには、生命の大量絶滅のような大きなイベントがおきた形跡がないのも事実です。

また、極の逆転の前に磁気が完全に消滅するようなこともないといわれています。

ただし、前回の極の逆転が起きたのが、約78万年前といわれているので、いつ起きてもおかしない状況であることは確かです。

まとめ

極の逆転といわれても、あまりピンとこない人が多いかもしれません。

しかし極が逆転したときには、絶滅するようなことはなくとも、大きな被害がでる可能性があります。

できることであれば、極の逆転を事前に察知して、障害を少しでも減らせればいいのですが、現段階では難しいようです。