アンドロメダ銀河は、真冬の夕方の天頂近くで見えるアンドロメダ座の中にある代表的な銀河です。

銀河は、地球から見える星の群れの姿から天の川の名前でも知られています。

アンドロメダは、地球から肉眼で見た場合は光のかたまりがぼんやり見える程度です。

では、地球からアンドロメダ銀河までの距離はどれぐらいあるのでしょうか?

地球からアンドロメダ銀河までの距離と時間についてご紹介します。

地球 アンドロメダ 距離

地球からアンドロメダ銀河までの距離は?

地球は、太陽系の惑星です。

太陽系は銀河に属していて、銀河系もしくは天の川銀河系とも呼ばれることもあります。

宇宙には銀河がたくさん存在し、その中に太陽系のようなものから始まり、天体や惑星などから構成されています。

数多くある銀河の中では、人気があり銀河系に次いで知名度が高いのがアンドロメダ銀河です。

アンドロメダ銀河は、約1兆個の恒星から成る、簡単にいうとぐるぐるとした渦巻型の銀河で<渦巻銀河>とされています。

渦巻銀河に銀河系も分類されていますが、銀河系は、中心が楕円形のようにやや膨らみが見えことから、<棒渦巻銀河>といわれています。

このように、銀河のイメージは、すべてが渦巻状のようにぐるぐるとしているものと思われがちですが、似ていてもそれぞれに特徴があります。

アンドロメダ銀河や銀河系は、<局部銀河群>に所属している銀河群ですが、その局部銀河群の中でも一番大きい銀河が、アンドロメダ銀河です。

局部銀河群は、約50個ほどの小さい銀河から大きい銀河で作られている集まりですが、その中でアンドロメダ銀河がもっとも大きい銀河とされ、もっとも重い銀河は、天の川銀河と考えられています。

このアンドロメダ銀河には、大きなブラックホールが2つ存在していると言われるなど、何かと話題になる銀河です。

そんな私たち地球人の注目を集める、アンドロメダ銀河まで、地球からの距離は2,537,000万光年です。

光年は、宇宙での距離を表すものです。

何とも想像のつかない果てしない数値です。

光の速さは1年間で進む速さを表す単位なので、距離にすると約9.5兆kmとなります。

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地球からアンドロメダ銀河までの時間は?

地球からアンドロメダ銀河までは、約250万光年もの距離があるので、仮に光速で行くことができたとしても、地球からアンドロメダ銀河までは時間にするととてつもなく、250万年かかる計算になります。

現在、宇宙には2兆個にもなる銀河が存在しているといわれていますが、アンドロメダ銀河は、地球に一番違い銀河なので、その他の2兆個の銀河はさらに地球から250万年以上もかかることになります。

まとめ

専門家によると、約40億年後には、アンドロメダ銀河と天の川銀河は、間違いなく衝突するといわれていて、その後巨大銀河になると予測されています。

では、地球からアンドロメダ銀河までの距離について振り返っておきます。

  • 地球からの距離は宇宙単位で2,537,000万光年
  • 距離にすると約9.5兆km
  • 地球からアンドロメダ銀河までは、250万年

地球の隣に位置するアンドロメダ銀河は、渦巻きまでは肉眼で見ることはできないですが、神秘的なアンドロメダ銀河だけでも肉眼で体感してみましょう。