近年宇宙開発においては有人火星探査が話題になっており、米国のNASAが2030年代の人類の火星到達を目指していると言われています。
またそのほかの国々も、火星の探査に力を入れているところが多いようです。
また日本でも、火星に関わる探査が行われる予定があるようです。
そこで今回の記事では、日本での火星探査計画について説明したいと思います。
火星の探査は日本でも行われているのか?
米国のNASAは長年無人火星探査を進めてきましたが、2030年代には有人火星探査を実現させる予定だと言われています。
また、欧州はロシアと共同で現在も2基の火星探査機を運用していますが、さらに2020年に大型探査車を送り火星の詳しい調査を進める予定があるそうです。
アジアで注目すべきなのが中国で、2020年に火星を回る軌道に探査衛星を送り、同時に小型の探査車を火星に着陸させる計画があり、そのための強力なロケットの開発にも力を入れていると言われています。
またインドも2013年に火星探査に初挑戦し成功を収めており、さらにその後継機を2020年ころに打ち上げる予定があるそうです。
一方の日本は、火星の衛星であるフォボスを探査し、フォボスの岩石を持ち帰るための探査機MMXの開発が進んでおり、2024年には打ち上げられる予定だと言われています。
このフォボスの探査、そして帰還に成功すれば世界初の快挙になると話題になっているそうです。
また、アラブ首長国連邦も2020年に火星の大気を調べる目的の火星探査機の打ち上げを予定していますが、この打ち上げロケットには日本のH-IIAが使われるそうで、日本のロケットが選ばれた理由として、指定した日時に打ち上げるオンタイム打ち上げの確率が高いことが挙げられるそうです。
まとめ
火星の探査においては米国やロシアがリードしていますが、欧州、インド、中国がその後に続き、さらには近い将来日本や他国も続々と加わってくるであろうと言われています。
またそれに伴い、日本と他国との共同研究・開発も進み、日本からも火星探査機が打ち上げられる日も近いのではないかと考えられています。