太陽は当たり前のように、暖かな光を地球に与えてくれています。
その距離は1億4960万と言われ、遥か彼方から日の光を生きるものすべてに降り注いでいます。
宇宙から見ると太陽の光が当たる側が昼間となり、逆に当たらず暗い部分が夜というわけです。
地球は自転というようにコマのように常に回っております。
地球が一回、回るには24時間かかり、つまり一日というわけです。
では、一年で捉えると地球の季節との関係はどのようになっているのでしょうか?
地球の位置と季節との関係は?
地球はその場でただ自転しているわけではなく、太陽の周りを大きく回っております。
太陽の周りを一周するのに約365日かかっており、つまりそれが一年ということです。
地球は、よく地球儀で見かけるようにまっすぐの状態ではなく、約23.4℃傾いております。
それは「地軸の傾き」といい、この傾きが季節との関係をもたらしております。
北半球が太陽の方を向いている時、それが夏になり昼の時間は長くなっていきます。
そして北極は日が沈むことはないと言われております。
また、北半球は垂直な状態で太陽の光があたるということは、地表に多くの太陽エネルギーが当たることになります。
そのため夏になる北半球は気温が上昇していきます。
北半球が夏ということは、逆に南半球は冬ということになります。
ですので、南半球では昼間の時間が短く、南極に日が昇ることはありません。
太陽から受ける光も垂直から離れているため、気温は上がらずに寒くなっているというわけです。
地軸の影響を受ける夏と冬は、昼の長さはもちろん、気温も違ってきます。
ですが、春と秋は「地軸の傾き」の影響をあまり受けないので、一日の半分と言われております。
つまり季節はこの地球の自転や公転、そして何より重要な「地軸の傾き」により、季節との関連に深く関わっているのです。
まとめ
季節の判断には、まず初めは夏か冬なのかを判断するのが良いと思われます。
北極側が太陽に傾いていると北半球は夏になり、逆に北半球が太陽に対して逆の位置に向いていたなら冬ということになります。
夏と冬が判れば、地球の公転の向きをとらえて春と秋の判断ができるのではないでしょうか。
いずれにしても、一年かけて太陽の周りを回る地球です。
季節は巡るという言葉があるように、季節は回っているのだと感じられるのではないでしょうか。